青年期:📢さよならワンダーノイズ─Vo.@あん子
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📢Lyric
街灯沿い ずっとじゃあねって
君は泣いた ただ笑っていたいのに
そっと そっと 固まってしまったんだ
透明色 あの青にだって
触れたまんま 僕は色を選んでく
ずっと ずっと なくなって なって
そっと遠く消えた 涙の中に
いつかのあの景色を 見たくて
ぼくらの 答え 昨日も遠のいて
ワンダーノイズ 奪って泣いて だって
違う 嫌いだもう
全部嘘だってわかってよ
あぁどうしようもない記号の前で
呆然 ねぇ 待ってたってなんで
痛い 痛くてもう 歩けない
僕を
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📢Story
病院からの帰り道、夜子のトートバックの中に入っていた本が、久しぶりに言葉を発した。
『夜子ちゃん。あんなこと言っちゃったけど、本当に良かったのかな?』
「良かったに決まってるでしょ。病気なんて関係ないよ。お互いに好きでいるなら、近くにいなきゃ」
『……夜子ちゃんは、まだ別れを知らないから、そんなことが言えるんだ』
ページの隙間から聞こえる声は、いつになく反抗的で、夜子は思わず眉間に皺を寄せた。
「何その言い方。別れの意味くらい知ってる。でも、あの二人ならそう簡単に別れないでしょ」
『そういう事じゃなくて……』
本はまだ何かを言いかけていたが、家についた夜子は乱暴な手つきで本を本棚の奥へと押しやってしまった。せっかく二人が誤解を解いて近付けそうなのに、水をさされては困る。夜子はそんなことを思いながら眠りについた。
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📢Tag
#Happy_LIFE_22 #ナブナ #無人駅
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