どろどろ
吐息.
どろどろ
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この願いは呪いか救いか
⚠️𝓪𝓽𝓽𝓮𝓷𝓽𝓲𝓸𝓷⚠️
本サウンドはオリジナル企画「Solunale Festivitas~そるなれふぇす~」 #そるなれふぇす 参加キャラクターによる非公式サウンドです。
𝓷𝓪𝓷𝓪→ https://nana-music.com/users/10512049
𝓣𝔀𝓲𝓽𝓽𝓮𝓻→ https://twitter.com/solunale_nana?s=21&t=KnvuaX0ItIX-XqHkEWZpPQ
𝓢𝓹𝓮𝓬𝓲𝓪𝓵 𝓣𝓱𝓪𝓷𝓴𝓼→ https://youtu.be/T7lg5QJUik8?si=UpdrDc89SzB2hGMO
𝓬𝓱𝓪𝓻𝓪𝓬𝓽𝓮𝓻
🦋ケイデリック・フレデライン(cv:えのき)
💠ノア(cv:さとう)
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💠私、春すら食べてしまったんだ。
咽せる愛に犯され想いました。
こんなはずではないのにな、
「こんなはずではないのになぁ。」
🦋僕ね、あなたに飽きてしまったんだ。
酷い藍に犯され秘めてました。
裏切るわけじゃないのにな、
「裏切るわけじゃないのにな。」
💠🦋嗚呼、なんだか呪いみたい。
🦋ずっと、💠ずっと、💠🦋ずっと。
🦋ぐちゃぐちゃになって 終わりみたいだ
灼けるように息を吸う
💠嫌になるなんて、私もそうよ。
はじめから言わないで、
「はじめからきかないで。」
🦋「なんで?」
───────
「ノア。君にひとつ、頼みがあるんだけれど。聞いてくれる?」
ケイデリックは、柔らかく、それでいながら決して相手を逃がさないといった強かな感情を滲ませながら、ノアを見た。
「聞くだけなら、いいよ。」
「ありがとう。正直、君にこんなことを頼むのは気恥ずかしいんだけれど。でも、君にしか頼めない、君だから頼みたいことなんだ。」
少しだけ俯いたケイデリックは、いつもより少しだけ小さいような、何かに怯えているように見えた。
「…僕のことを、忘れないでほしいんだ。」
「は?」
「違う!あー……なんて言ったらいいかな。今の、この僕のことを、覚えていてほしい…ってだけなんだけれど。ううん、難しいな。」
「それをどうして僕に?人の名前もろくに覚えていないような人間が適任とは思えないね。」
ノアがそう言うと、ケイデリックはすぐさま否定した。
「この頼みをするのは、君しか考えられなかったんだ。だって君は、僕の名前を覚えているから。そして、君はこの頼みを聞き入れてくれる。……そうだよね?」
ケイデリックの言葉とは裏腹な、まるで願うような眼差しに、ノアは黙って頷くことしかできなかった。
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#どろどろ
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