「一人声劇」ホラー台本 演者様…
cozu台本
「一人声劇」ホラー台本 演者様…
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この台本を見つけてくださりありがとうございます。
読んでもらうにあたり、お願いがあります。
・台本を大きく変える内容での変更はしないでください。
・一人称は「男」と「彼」でお願いします。
・多少の言い回しや改変はしたいただいても大丈夫です。
BGMなしでの台本となりますので演者様の力を思う存分発揮していただくという「他力本願」の台本となっております!!
後から演者様自身でBGMを付けてくださってもかまいません。
ですので、思う存分楽しんでください!!∠( ˙꒳˙ )/✨✨
コメント、いいね、をしていただけると主として
めっちゃ喜びます✧(✪д✪)✧
ので、よろしくお願いします!!
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演者様…
『台本』
それは、蒸しかえるようなある夏の日のことだった。
何者からか逃れようと息を切らし必死に逃げる者がいる。
見た目はおそらく2、30代の成人男性。
彼の衣服はボロボロで
行く手を枝葉が邪魔をする。
その度に絶えず生傷は増え続けた。
時々、湿った空気が鼻につく。
ボサボサ頭にだいぶ伸びた髭。
最後に剃ったのはいつだったか…。
逃げ惑いながらも危機迫る状況だけは変わっていない。
汗が頬を伝うー。
腕で汗を拭い黒い顔が更に黒くなる。
立ち止まっている時間はない。
一刻も早く逃げなければ
今度は自分の身に危険が及ぶー。
どのくらい走ったのだろうか…。
一段と鬱蒼と茂った場所に
男はそこに立っていた。
気迫さえ感じられず、ただ、岩の隣で朧げに一点を見つめたままボーッとしている。
その男を彼は遠くから見ていた。
何故そんなところに立っているのか
何のためにそこに居るのか…
ぼんやりと見える姿に目を凝らし凝視する。
何度も何度も目を擦っては凝らしてみる。
だけど、何故か今日に限って見えにくい…。
普段は不便を感じることもなければ
裸眼で日常生活を過ごしている。
両目で1.5は見えているし、割と視力には自信がある。
なのに………何故………?
しばらく考えてはみたが
もしかしたら、疲れているのかもしれない。
そう思って彼は問いかけた。
「あの!何をしているんですか?」
男は視線だけをこちらに向け答えなかった。
その代わりにニコリと微笑み返した。
彼は急に鳥肌が立ちいそいそと足早に帰路にたった。
それから何年か月日は経ち
彼は忽然と姿を消した。
誰にも見つけられることはなく
以前訪れたこの場所で
目を見開いたままの彼の首だけがゴロンと転がっていた。
そのすぐ近くにぬぼーっと不気味に立つ男の姿がある。
それから男はこう告げた。
「首を……君の…首を………。
おいで………おいで…………。」
ニコリと不気味に微笑むと
男の姿は消え、岩だと思っていたものも姿を変え無数の頭蓋骨がゴロゴロと無造作に転がり一変した。
男が立っていた所には小さな慰霊碑が建ててありそこには「首洗い塚」と掘られた文字があった。
近くで川の流れる音も聞こえてくる。
のちに知ることとなったが
そこは昔、処刑場近くの罪人の首を洗う為に作られた場所で
川などの水際の近くが好まれ
その度に真っ赤に染まった水が流れたそうだ。
そうしていつの頃からか度々姿を現し
待っているんだとか………。
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