【朝顔】夏の約束【願い事】

●：〇：こまち🚅　台本：黒川 禄

黒川禄さんの素敵な台本をお借りしました🙇‍♀️✨ ❗️コラボの際は台本師様の注意書き必ずお読みになってからご使用ください❗️ #朝顔がテーマの台本 ～～～～～台本～～～～～ ●「あの……」 〇「はい、どうかしました。」 ●「…よかった、気付いてもらえた！」 〇「え？……ああ、あなた、生まれたばかりの妖怪ね」 ●「妖怪？僕は狐で、山で暮らしてたんだけど、突然こんな姿になって。仲間に声をかけても逃げられるし、人に声をかけても気付いてもらえないし……」 〇「大変だったのね。そこに座ってて。何か持ってくるわ」 〇「今日の晩ご飯の残りなんだけど、食べたことは秘密よ」 ●「これは、何？」 〇「いなり寿司ね。狐さんは油揚げが好きと聞いたけど、迷信かしら？」 ●「ん、もぐ……、うまい！」 〇「お口に合って良かった。話し相手にくらいなれるから、さみしかったらいつでもいらっしゃい」 ●「うん。……あれは？」 〇「あれ？……ああ、朝顔ね。朝にだけ花が咲くの」 ●「朝だけ、かぁ」 〇「見に来る？」 ●「いや、多分僕は、朝には動けなくなるから」 〇「妖怪として慣れてくれば動けるわ。私が毎年育てててあげる」 ●「……本当に？」 〇「ええ、迷子の狐さんの、お願い事ですからね」 ●「……名前」 〇「ん？私は英子よ。狐さんは、なんて呼べばいい？」 ～～～～～～～～～～～ 英子 幼い頃から妖怪や幽霊の類が見える女性。幼少の頃、人ではないものの区別がつかず、何もいないところに話しかけているように見えて気味悪がられていた。 怖い妖怪もいるが、普通に話せる相手もいると本人はあっけらかんとした様子だったが、寂しさも感じていた。 狐 妖怪へと変貌を遂げた狐。自覚無く人に化けていたので英子もすぐには気づけなかったが、安心した拍子に気が抜けて耳としっぽが出た。 自身の変貌に気づかずさまよっていたが、英子と接してから力の使い方などを覚えていく。 意図せず山から人里に降りてきてしまったので、山になかったものに興味津々な様子。 ～～～～～～～～～～～ ついに開催、朝顔台本企画\( •ω•´ )/ どんな作品が見られるのか、楽しみですね！ ～～～～～～～～～～ #二人声劇 #2人声劇 #二人声劇台本 #コラボ歓迎 #コラボ募集 #黒川禄の台本 #声劇