第二話④決行 【弁 囚 心】
haruki
第二話④決行 【弁 囚 心】
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非公式第五人格ユニット
声劇 ユニット ITF
不思議な世界への入口
は、 スグ そこにーーー
投稿予定 各日曜日
-------------キリトリセン--------------
④ 〈決行〉
弁護士
囚人
心眼
囚人「いつまでこのまま…」
弁護士「事実を言ってもらわないと困るんだが」
囚人「だからだから何度も言ってるだろう」
弁護士「これ以上口を割る気は無い、か」
囚人「……はぁ」
囚人(語り)
先程から同じやり取りを繰り返されている。いつまでも終わりがない。だがそれはぱったりと終りを迎えた。それは想定範囲だ。私に言葉を向けられる前に席を外そうと立ち上がり出ていこうとする。が、間に合わなかった。
心眼「あの、…よろしいですか?」
弁護士「何だ」
心眼「いえ、さっきゲストの話をしてませんでしたか」
弁護士「していたといたらなんだ?」
心眼「あ…っ、聞こえてきたので気になって」
弁護士「妙な事を言う」
心眼「…は、はぁ…」
囚人(語り)
話しかけられるタイミングを逃して音を立てずにその場を抜け出てきた。
囚人「一人、増えただけでこの騒ぎか。…なにか理由があるのか?…ここにかつてあったエウリュデュケ荘園の一人。…まさか、な?」
囚人(語り)
後にここでの話は様々な色を付けて広がっていくのだった。
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