孤独の宗教
流星を統べる者たち
孤独の宗教
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ここは、自分は孤独じゃない。
そう信じて疑わない物語。
既に彼は、孤独の中にあるというのに
それを認めようとはしなかった。
自分は"不幸"なんかじゃない。
そうやって自分に言い聞かせてきた。
自分の傷跡に栓をして、見ないふりをする。
そうすれば、痛みになんて気付かなくて済むだろう?
だけど…。
何故、こんなにも胸が苦しいのだろう。
何故、こんなにも張り裂けそうなのだろう。
シアワセ
自分は本当に、"幸福"なのか?
"孤独"では、無いのか?
…分からない。
誰か……教えてくれないか。
"アタシは孤独じゃない
全く孤独じゃない"
"分かっても決して消えない
愛の飢えを"
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#プレアデス星団の宴
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