【時代声劇台本】北の王妃と南の王妃
ジウ( )×友愛( )
【時代声劇台本】北の王妃と南の王妃
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(あらすじ)
ーーーかつて、そこには
境界線を隔て隣合う北の国 南の国が存在し
そこには北の王妃(ジウ)と南の王妃
友愛(ヨウアイ)が住んでいた。
絶対に訪れる事のない、互いの国へ憧れ
ただただ、国を愛せよという国の王に従い
鳥籠の鳥のように 生きていた…
ここは、国と国とを隔てる大きな川のほとり
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前奏
1:22〜
ジウ「私は北の国の王妃、ジウ。
この国はお父様の命により、全ての民は
国へ忠誠を誓い、その人生を、財産を
信条を国に差し出さねばならない。」
友愛 「私は南の国の王妃、友愛(ユーアイ)。
この国はお父様の命により、
全ての民は歌を、舞を、芸術を全て
禁じられている。音を奏でようものなら_」
ジウ 「自由を求めこの国を出ようものなら_」
二人 「そこには処刑が待っている」
友愛 「私は 歌いたい…、空を飛ぶ鳥が高らかに歌
うように、自由に思いを歌にしたい」
ジウ 「私は、一度でいいから命を狙われずに
眠り、学び、生きて、世界を知りたい。」
友愛 「この国を出て」
ジウ 「この国を出て」
二人 「あなたの国へ行きたい。自由になりたい。」
友愛 「生きて戻れないとしても、それが最期の
一日になるとしても、私は歌う」
ジウ 「私は私の赴くまま真実を知り、
誰にも恨まれず、生きる意味を知りたい」
友愛 「抜け出してきた」
ジウ 「もう二度と戻る事はない」
友愛 「この鉄格子も、境界線も」
ジウ 「今日で終わり」
友愛 「お父様、お母様、どうかお許しください」
ジウ 「いつか全ての民が夢を持ち、夢を追い
人として扱われる世の為に、私は行きます」
二人 「いざ!自由の生(せい)を!」
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#掛け合い #声劇 #時代劇 #ファンタジー #コラボ大歓迎
#台詞 #女性2人用
作曲.DTM.台本:EIKA
オリジナル楽曲 「北の王妃と南の王妃」より
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