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⭐風に吹かれ、風鈴の音が耳を掠める。
⭐ラジオを傍らに、モールス信号表を机に広げている。そして、僕は何度も、机に指を当てていた。
⭐「……H、E、L、P」
⭐僕がそう呟くと、遥くんがその通りにを入力する。すると、ドアが開いた音がした。
(開くおと)
急いで扉を開け、部屋から脱出する。
部屋からでると、遥くんは安堵したのか、大きく深呼吸をした。
⭐二人を救えたことに安堵し、後ろを振り向くと、カウントダウンの数字は、0で止まっていた。
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