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?:『 』 台本:餐
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13階段。古鷹の頭の中では、死刑囚が登る階段を想像して。
この台本を見た時、一瞬で色んな映像が頭に流れ込んできた。
一言で言えば『復讐』。
被害者は「目隠しをされているのか」、それとも、「ありのままの光景を見ているのか」。
そこから、思考が始まりました。
被害者が「自ら登っているのか」、それとも「登らされているのか」、それとも「自ら降りているのか」、「降りさせられているのか」。
だけど、最後は上から下に落ちている。それは『屋上から地面』なのか、『屋上から地下』なのか、『建物の途中から地面』なのか、『建物の途中から地下』なのか、『地上から地下』なのか、『地下から深淵』なのか。
それによって演技が変わる、と考えた古鷹は「目隠しをされている」、「登らされている」、『建物の途中から地面』を選びました。最後に古鷹演じる加害者は被害者に蹴りを入れた想定です。
この台本、とんでもなく自由度が高く、それ故の難しささえ楽しめる、そうとう完成度の高い作品だな、と感じました。餐さんの才能と努力の賜物なんじゃないかな、と思いました。素晴らしかったです。
#餐の台本 #声劇
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