後日歌い直す(n回目)
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徒然歩く長い廊下に
名前も知らない花が咲く
しおれてほどけたその蔓(つる)は
あてどないふたりによく似てる
朧(おぼろ)に霞んでゆく
透けるスカート終わりのチャイム
ただひとつ残りて いと恋しきは
あられ地や
泡沫の箱庭
何年も もう過ぎた今頃に
貴方またあの日の姿で
奇跡をもたらし戸惑わす
ねぇ 現(うつつ)もこうであったのなら
こんな世界 歌などいらない
全て揃った箱庭 もう出られない
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