𓂃 𓈒𓏸 𓋜 . *
わたしはずっとずっとゆめのなか
しあわせなおとぎばなしのおひめさま
𓇬𓂂どこかのお姫様はそうやって言霊を吐いた。
ぽつぽつと、快楽を零すようにその表情に悦を浮かべる。
わたしはおうじさまにであったよ
わたしだけのおうじさま だいすき
𓇬𓂂堕ちればどこまでも堕ちていく。それは耽溺に溺れ、深く酷く依存するように。
わたしはてんしさまをみつけたよ
とてもいとしいてんしさま だいすき
𓇬𓂂耽溺の中の憩い。快楽の波ばかりじゃ何れ身体だけが果ててしまうから。しかし、
わたしはずっとずっとゆめのなか
げんじつなんてみなくていいよ
𓇬𓂂そこに在るのはただただ止まらぬ恍惚に犯され、昔の自分には戻れなくなってしまったからっぽのお姫様。
おやすみなさいは、せかいでいちばんやさしいことば
おはようなんていらないの
𓇬𓂂陶酔しきった心は、誰の邪魔も入らない。
彼女はもう、♡♡の中毒者になってしまったの。
わたしはこれから、“いいこと”のじかんだよ
じゃあね、おやすみなさい
𓇬𓂂こうしてお姫様は、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。
𓂃 𓈒𓏸 𓋜 . *
恋は盲毒。❧えくすたしぃ
「こうやってとじこめちゃえば、もうこわくなんかないよ」
「ずっといっしょにいようね。」
「わたしだけの♡♡さま」
________________.
コメント
まだコメントがありません