最後の××
喙
最後の××
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いつもなにかが埋まらない、
わがままな僕の独り言。
苦手な言葉が多くって、
多くの人を困らせる。
最後の一言が言い出せなくて、
最後のピースがハマらなくて、
ずっと何かを探してた。
やっとわかった。
いつだって答えが出せた。
口から漏れた
「案外簡単だったじゃないか(笑)」
用意していた台詞は震え切ってしまっていた
「さ、行こうか」
僕は左足を宙に振った
【最後の××】
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