夏、バス停、君を待つ
ヨルシカ
夏、バス停、君を待つ
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【哀の章】🚏夏、バス停、君を待つ─Na.小日向 奏乃
https://nana-music.com/users/5171643
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🚏Script
近所の駄菓子屋で買ったラムネは、バス停に着く頃にはすっかりぬるくなっていて、君はそれを不満げに受けとった。
「ぬるい炭酸ほど不味いものはない」
そんな風に愚痴りながらも、君は一滴も零さずにそれを飲み干した。風が一陣、通り過ぎて行った。
今日こそ言わなければ。屋根ひとつない、茹だるようなバス停の下で、私は君に──
「東京の大学に行こうと思っているんだ」
声が滴り落ちる前に、君の方が先に終止符をうった、夏の日。
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🚏Tag
#ヨルシカ #emotions_23
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