【一人声劇】初凪に【新年】

私：こぺるか　音楽：MOOさま（なべこさま）

新たな年の幕明けに、友への挨拶と決意表明。 「自分の力でしっかり前に進んでるよ。見ててね、沙織…。」 初凪：元旦の海が凪いでいること（デジタル大辞泉より） せめて三が日が終わるまでには投稿したいと思っていた台本です。 《以下、ただの私の勝手なイメージです。読み飛ばしてもらって構いません》 山の林を抜けた所にあるちょっと開けた崖の先に沙織さんのお墓はあって、そこは二人がよく語り明かした思い出の場所。 もちろん本当の墓は他の、それこそどこかの広い墓地の一角とかにあるんだろうけれど、"私"が沙織との思い出を埋めた場所がここ。 だから"私"にとっての沙織さんの墓は、ここ。 小学校の頃から仲の良かった二人は、性格的にはあまり似ていなかったと思います。 普段は少しおとなしいけどいざという時にはしっかり手を引いてくれる沙織さんに、積極的で好奇心旺盛な反面不安なことがあるとどんどんその不安が大きくなっていくタイプの"私"。 悩んだり愚痴があればいつでも"私"は沙織さんに話を聞いてもらっていのだと思います。 そんな沙織さん、私のイメージ内では就職2年目くらいに自殺しています。 この崖から飛び降りて… 彼女は最後にここで何を語ったのか、何を思い返しそしてこれまで築き上げてきた"私"との思い出は沙織さんのその行動をなぜ止めることができなかったのか………。 いや、もしかしたら、何度も何度も踏みとどまらせていたけれど………ということなのかもしれませんね。 実はラストに風のSEを入れたかったのですが… フリー素材では思うような風がなく入れれませんでした。 凪いでいるはずなのにどこからともなく吹いてきた静かな風。 その追い風を足せず、今回は少し残念感が残る仕上がりのサウンドとなりました。 ここまでの長文、読んでくださってありがとうございました(　 .ˬ.)"ぺこ SE素材提供：小森 平 様 #声劇 #一人声劇 #朗読 #切ない #なべこオリジナル #なべこぴあの #声劇台本 #台本 #墓参り #決意 #元旦 #初凪 #旅立ち #新年 #こぺペラ