中学の卒業式を目前にした自分へ [一人声劇]
たくちゃん
中学の卒業式を目前にした自分へ [一人声劇]
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※ストーリーは実話ですが、ショーン先生、リンダ先生は仮名です。
※自作台本
たくちゃん!元気かい?
30になったたくちゃんだよ!
たくちゃん、リンダ先生好きだろう?
そう、ALTの。
たくちゃんは中3の2学期にリンダ先生が来るまでは英語大嫌いで「わけがわからん」ってほぼ完全に諦めていただろう?
でも、先生にベタ惚れして気合いが入って英語が好きになったんだよな。
信じられないだろうが、たくちゃんは後に洋楽を聴くようになる。そして英検も受験し、ギリギリだが準2級まで受かる。さらに留学願望も生まれる。
たくちゃん、ここからが本題だ。
よく聴いてくれ。
もうすぐ卒業式だが、その日たくちゃんは大失敗する。
たくちゃんは前任のショーン先生とは握手するが、リンダ先生とは握手せずに去ってしまう。言っとくがこれはカッコつけではない。
当時は何ともないが、後からかなり悔やむ。進学しても、そして30の今でも引きずる。
たくちゃん、恥ずかしいのはわかる!
でも、後悔しないために握手しろ!
今までの感謝の気持ちを込めて握手しろ!
リンダ先生との出会いで大きく変わったからな!
絶対握手しろよ!健闘を祈る!
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