ハロウィン-②
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ハロウィン-②
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🐦「ハロウィン...ナイト?」
🐦️杏樹さんに飛び掛かられるお二人。わちゃわちゃしている三人の様子を眺めているのと同時に、私は今の衣装に嘆いていた。
🐦️「皆さん、ちゃんとしたハロウィン仕様の衣装なのに、なんで私だけメイド服なんでしょう……。これは、ただのコスプレじゃ……」
💍「大丈夫だよジャージちゃん!とっても似合ってるし、可愛いよ!」
⭐「天使ちゃんの言う通りだよ。それに、さっきも彼女が言ってたじゃないか。楽しめれば良いんだよ。」
🐦️「いやいや、私なんか……」
⭐「司ちゃん。なんか、なんて言葉は禁止だよ。とても素敵なんだから、自分を卑下したら、良くないよ。」
🐦️「幽、さん……す、すみません。でも、楽しむには、この衣装に慣れないと……しゅ、羞恥心が……。幽さんと天使ちゃんも、とてもお似合いですね。ヴァンパイアと……キョンシー、ですか?」
💍「ジャージちゃん、ありがとう!そうそう!我が命、あなた様のために捧げましょう……なんちゃって!」
⭐「確か、お札には『服従』、『生命を与える』意味が込められてるんだってね。と、いうことは……ゾンビに近いのかな?」
💍「ある意味、私にピッタリ……だけど、まさか『天使』が生き返させられるとはね~!」
⭐「はは、確かに。」
🐦️「……?どういう、ことですか?」
⭐「お札には、『神様、天使様の命令に従い服従しなさい』って意味も込められてるんだ。だから、天使ちゃんが生き返させられてるのって、死んでからも神様に服従しなきゃいけないってことになるよね。」
🐦️「な、なるほど……過酷ですね」
💍「まー、本来の天使が、死ぬかどうかなんてわからないけどね~。」
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