【朗読・声劇】窓 読み手: 台本:おばけ
読み手: 台本:おばけ
【朗読・声劇】窓 読み手: 台本:おばけ
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音源をお借りして初めて台本を作成しました。
⚠️注意事項
・音声のnana以外へのアップロード
・台本の無断転載
はお辞めください。
使用時にコメント及び拍手を頂けると嬉しいです。
●音源は以下よりお借りしています
https://nana-music.com/sounds/05ae1a92
●台詞
深夜の雑踏をビルの窓から漠然と眺めている。手を繋ぎながら歩くカップル、仕事帰りなのか早足で人混みを掻き分けるサラリーマン。
人生を振り返れば憂愁(ゆうしゅう)と楽しかった日々が記憶に甦る。
⏳【01:02/00:28】
ガラスケースを眺めるように憧れと同時に崩れそうなやるせない想いが込み上げてくる。
しかし窓の外を見ている時だけ私は社会と繋がることができる。特に内向的人間なら身に覚えはあることだろう。
時計を確認して「そろそろ帰る時間か」とビルをおもむろに重い足どりで立ち去る。
⏳【00:30/01:00】
「どうしてうまくいかないんだ」と帰路の合間に心が叫んでいる。完成されたものすべてが自分への叱責に感じる。
太陽はいつも見返りなく輝きを携(たずさ)えて明日を運んでくる。「生きなければ」と男は歯を噛み締めて超克を胸に誓った。
●以下のサイトより音読の速度を確認できます。
https://ondoku3.com/ja/
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