【2人声劇】宵闇の王【ファンタジー】
シュエット: わんさん シャット:ミプー
【2人声劇】宵闇の王【ファンタジー】
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ーーーーーーねこまたまおりさんのキャプよりーーーーーーーー
〜諸注意〜
✰︎BGMにサウンドをお借りしています。
必ずそちらに拍手・コメントをお願いします。
(歌の方には無くてもいいよ!あったら嬉しいけどね!)
✰︎一人称や性別の変更、アドリブ、一向に構いません。
鬱蒼と木々に覆われたガティーヌの森。
その奥地には夜の森を支配する、とある神が棲んでいた。
彼の神は眠ることなく夜の森に潜み、
人を喰らうと言われ、宵闇の王として畏れられていた。
《シュエット》
梟の翼と黄金の瞳、白銀の髪を持つ神。
ガティーヌの森で最も樹齢のある大木に腰掛け、
そこから夜の森を眺め、護っている。
人々からは【宵闇の王】と称され、畏れられている。
温厚でぼんやりとしているが、退屈を嫌う。
人喰いを好まない。
《シャット》
13歳。黒く艶のある髪と瞳を持つ。
かつては賢女と呼ばれ、多くの人を病から救った母親を
誇らしく思い大切にしていた。
とある事情から領主の怒りを買い、
魔女として母親を処刑されたため、人を憎んでいる。
また、自身も「魔女の子」として命を狙われ、
「殺されるくらいなら神に身を捧げて死のう」とガティーヌの森へと立ち入った。
現在憔悴してはいるが、本来勝気で頑固な性格。
母親を処刑の火から救おうとしたことで、両腕と左の頬に火傷を負っている。
〜ここから〜
◾︎「おや、珍しいお客さんだね。」
◽︎「……誰?」
◾︎「人の子か?名はあるか?」
◽︎「……シャット。」
◾︎「ふぅん、そうか。
ではシャット、いいことを教えてやろう。
夜の森で出会ったどんな生き物にも、
簡単に名前を教えてはいけないよ。
特に、こんな月の無い夜にはね。」
◽︎「そっちが聞いてきたくせに。」
◾︎「それもそうだ。
万物の眠るこんな時間に、
君は何をしに来たんだい?シャット。」
◽︎「母(かあ)様が死んだ。
魔女だと罵られて、赤い火にくべられて。
村の者は皆、魔女の子である私のことを探してる。」
◾︎「……ふふ」
◽︎「何が可笑しい!!!」
◾︎「【魔】というのは、
人の子の胸の奥に巣食うものよ。
お前にも、お前の母にも、そして村の者たちにも同様に。」
◽︎「奴等は今に私を殺しに来る。
それなら私は……森に棲む神に喰われたい。」
◾︎「なるほど。しかしながら……
お前はどうも食いでが無さそうだ。
喰うのであれば美味いに越したことはない。
……着いておいで。私の名は、シュエットだ。」
#わんさん声劇
コメント
2件
- ミプー☕🦈🐺🦎
- わんさんコラボありがとうございました🍌🍌🍌 めっちゃ良かったよ〜!!!ꉂꉂ(๑˃∀˂๑)🍌