【二人声劇】彼は狂い、そして愛す
「」『』
【二人声劇】彼は狂い、そして愛す
- 44
- 3
- 0
「やぁやぁ〜おはよ〜よく眠れたかなぁ〜?」
『っ!な、なに、だれ、あなた』
「そんなに怯えなくても大丈夫だよ〜?ほらほら、可愛い顔が台無しだ!笑って!笑って!」
『や、やだ!ここから出してよ!』
「あ〜ちょっと君にはサイズちっさかったかぁ〜……まあペット用の檻だしね。それもそうか!身体痛い?痛いかぁ〜!そっかそっか!」
『なんなの、あなた、私を閉じ込めてどうする気?!』
「ちょっと実験したくてねぇ〜」
『っ、お願い、お金ならいくらでも払うわ!警察にも言わない!誓うから!』
「きゃはははは!」
『ひっ!』
「お金なんてこれっっっぽっちも欲しくないねぇ〜!」
『なにが……したいの?』
「ん〜?人間ってどのくらい痛みに耐えれると思う?それに女性のが痛みには強いって聞くしね〜」
『っ、や、やめてよ、来ないで』
「大丈夫大丈夫!殺さないよ!僕も1人じゃ寂しいからね!でも実験はさせて?いいよね?僕が拾ったんだから何やってもいいさ!そうだよね?」
『拾ったって……無理矢理連れ去ったんじゃない!』
「あー、うん。欲しいものは自力で手に入れた方が愛着湧くじゃないか!うん、だからすごく可愛い!愛おしいんだ、君が!可愛いね?」
『……っ、狂ってるわ』
「狂ってる?そうかな?これは君への愛だよ!僕のものっていう愛情表現さ!」
『殺された方が……マシよ』
「殺さない!絶対僕は殺さない!悲しいもん!ね?悲しいよ?」
『……っ、誰か、助けて、』
「どうして泣いてるの?僕が慰めてあげるから!大丈夫、君は僕のものだからね。」
「ああ……本当に愛おしいなぁ……」
✄----------------------------------------------------------------
「」:狂ってる男(自覚なし)
・早口で喋る癖がある
・実験が趣味
・女性を攫って地下で実験を行っている
・実験者を心から愛し慕っている
『』:監禁された女性
・夜道歩いていたところを攫われた
【STORY】
彼は痛みの実験を趣味で行っている。毎回実験者が亡くなってしまうため次々と女性を攫い地下に監禁。実験者を自分の大切な物と愛し慕っている。亡くなってしまえば涙を流し、痛みに耐えれれば抱きしめて褒める。彼にとってこの行為は"愛"でしかないのだった。
"君を愛してるよ、最期まで"
#BGM #二人声劇 #声劇台本 #声劇 #ponの台本
コメント
まだコメントがありません