羅生門【台本】
芥川龍之介 朗読:はる
羅生門【台本】
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お借り致します。
#はる_朗読
著作権フリー台本です。
ご自由に、お使いください🎶✨🍃🍃🍃
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Harryさんお借り致します。
読んで見たかったのよねぇ〜
練習はしてたけど…
やっばり難しいねぇ〜(๑^ 艸^๑)
慣れない言葉がたくさんあったけど
チャレンジ出来て良かったです。
ありがとうございました。
_(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)_
『羅生門』芥川龍之介
老婆の話がおわると、下人はあざけるような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手をにきびから離して、老婆の襟上をつかみながら、かみつくようにこう云った。
「では、己が引剥をしよう恨むまいな。己もそうしなければ、餓死をする体なのだ」
下人は、すばやく、老婆の着物をはぎとった。それから、足にしがみつこうとする老婆を、手荒く死骸の上へ蹴倒した。梯子の口までは、わずかに五歩を数えるばかりである。下人は、はぎっとた檜皮色の着物をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけおりた。
しばらく、死んだように倒れていた老婆が、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それからまもなくのことである。老婆はつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、はって行った。そうして、そこから、短い白髪をさかさまにして、門の下をのぞきこんだ。外には、ただ、黒洞々たる夜があるばかりである。
下人のゆくえは、誰も知らない。
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芥川龍之介『羅生門‧鼻‧芋粥』(角川文庫 昭和25年10月)
#ご参考に✨↓↓
https://nana-music.com/sounds/064e8b73
コメント
6件
- 𓆩🌷𓆪༺はる༻𓆩🌹𓆪
- Harryはるさん!とってもよきです♪🥺✨🍃🍃🍃🍃🍃 淡々とゆっくり読む感じが、僕のとは違うリアリティを醸していて、なんか逆に恐い🥶✨←w なんとも言えぬ、不思議な世界観、、、 ありがとうございました🎶✨>人<✨🍃🍃🍃🍃🍃
- 𓆩🌷𓆪༺はる༻𓆩🌹𓆪
- ふぅ🍃🎀いい塩梅じゃった♪(〃^ー^〃)☘️
- 𓆩🌷𓆪༺はる༻𓆩🌹𓆪
- 紫雨☔(ムラサメ)し⚔️ゅ⚔️に⚔️ん🔭これ、時間内に納めるの大変そう!!