【和風声劇】神の社に棲まうもの
妖(⛩️お嬢)、少年(つくも)、台本(結衣)
【和風声劇】神の社に棲まうもの
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我真的很不會講日文笑死
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【story】(※ここは台本ではありません)
静かで真っ暗な山の奥深くに、ただ一つだけ佇む小さな神社。
すべてを失くし、人生を諦めた少年は、何も考えず歩き続けた末に、そこに辿り着いた。
あまりに古びた、さもすれば崩れてしまいそうな長い石階段を登り、錆びてくすんだ赤い鳥居をくぐる。
「……人間か?」
凛とした、声。
反射的に視線を上げた先……本殿と鳥居との僅かなスペースを埋めた、苔むした石畳の中央に。
神社そのものと同じように、美しい妖が一人、佇んでいた────
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【セリフ】
妖「……人間か?」
少年「…さぁ、どうだろうね」
妖「ヒトの匂いがする、お前は人間だ」
少年「分かっているなら、どうして訊いたの」
妖「お前が……ヒトとして生きることを、捨てているように見えたからだ」
少年「……鋭いね、流石妖怪だ。僕にはもう、
生きる理由がない」
妖「ならば、私が殺してやろうか」
少年「いいよ。どうやって殺すの?」
妖「そこの木に磔(はりつけ)にして、末端から切り刻む」
少年「へぇ…僕には丁度いい死に方だ」
妖「……ただの脅しだ。…お前は何故そこまで死にたがる?」
少年「家族と友を、殺したからだよ」
妖「……なるほど確かに、人間一人で背負える業(ごう)ではないな」
少年「うん、だから」
妖「此処に住め」
少年「…え」
妖「雑用を全て任せる。代わりに、私もその業を背負ってやる」
少年「……優しい妖(あやかし)もいたものだね」
妖「はっ、どうだかな……お前が、私に似ているからだ」
少年「へえ……ねぇ、名前は?」
妖「籃(らん)、だ」
少年「僕は柊(ひいらぎ)。……ありがとう、籃」
妖「……ああ。よろしくな、柊」
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【詳細説明】
妖、籃(らん)は過去に最愛の妹を殺害しており、自責の念から山の奥深くにたった一人で籠っていた。
そうして山に棲みついてから、400年以上経ったその日。
少年、柊(ひいらぎ)が自分と同じ自責と絶望、諦観に染まりきった表情で籃の前に現れる。
その姿が妖である自分とあまりにも似ていたことから、籃は柊が人間であることが一瞬分からなかった。
その後の対話で、まるで自分を見ているような気さえしてくるほど柊が自分に似ていることが分かった藍は、妖としては有り得ない人間に手を差しのべるという行動に出る。
これには柊と共に暮らすことで自分の罪を思い出し続けるという贖罪の意味があったため、柊の優しいという言葉には自嘲気味な笑いを返した。
一方柊はなんとなくその意味を察した上で共に暮らすことを受け入れたが、実は柊も自分の罪を忘れないという目的を持ってそれを受け入れている。
同じ目的を持って、互いを贖罪の道具として利用しようと考える二人は、互いの目的には気づいていないのにも関わらず思考や行動の大半が一致していた。
──────これは、この先に二人に起こる様々な出来事の、始まりの話。
#虎chan #和風声劇 #声劇
コメント
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- 🇹🇼つくも
- ⛩️お嬢Chie✿竹内まりやさん【元気を出して】歌わせて頂きました💕
- 🇹🇼つくも
- ⛩️お嬢Chie✿竹内まりやさん【元気を出して】歌わせて頂きました💕わぁー⸜(*ˊᗜˋ*)⸝台湾🇹🇼の高校生?日本語上手だし、感情も込められててすごい👏優しい声でコラボありがとうございました✨👏✨✨👐🤗👏✨✨👐🤗👏✨✨👐🤗👏✨✨👐🤗👏✨✨👐🤗👏✨✨👐🤗👏