♟️ 乙女解剖
💄八千代真瑠(cv:雨音)🍋和泉華(cv:ゆめぱんだ)🧊神戸なず(cv:ゆずは)☂️朱紗凜音(cv:蒼音風)
♟️ 乙女解剖
- 53
- 8
- 0
〝 あの夜から 〟
..。.:.+*:゚+。 .゚・*...。.:*..。.:.+*:゚+。 .
夏の始まりから早数週間が経過。
友達と遊びに行く、どこかへ遠出する…勿論それも楽しい夏の過ごし方であろう。
然し、私にとっての夏は_______。
【番外編 No04 : オープンキャンパス】
「わぁぁぁぁ〜っっ!!!!すっっごぉ!!大学って感じーっ!!!写メ写メ〜っ☆」
「ま、真瑠ちゃん…!め、目立っちゃってるよぉ…!!」
某有名大学正門前にて。
現地に着いてからというもの、気持ちが上がったりの真瑠と、そんな真瑠を宥める凜音。二人を遠くから見ている私となず…
そう、私達四人は今「オープンキャンパス」に来ている。
「…にしても、ボク達まで良かったの?」
「んー?だって、そっちもそろそろ進路について考えないとーって時期じゃーん?
ま、二人の学力じゃ厳しいかもだけど参考にしてみたらぁ?」
「はぁ…一々一言余計なんだよ、キミは…」
「えぇー?」
人選に関しては至って簡単。
三年の私と凜音、二年の真瑠となず。
私はもう進路先なんてとっくのとうに決めてあったが、凜音はまだあまり考えが定まっていない様子だった。それに、二年と言えばそろそろ進路先を考えろと口うるさく教師から言われる立場にある、だから折角なので今回は私の志望先の大学へと連れてきてみた…という流れだ。
「ってか、すっごいね!華!ここって超超超〜っ頭が良いって有名な大学じゃん?!アタシでも知ってるくらいだしー!」
「…なんだかキミが…って思うとムカつくけど、A判定も取ってるんだろう?中々に凄いね。」
「う、うん…!凜音なんてこの前の模試の結果じゃ全然届かなくって…。華ちゃんって凄いなぁ…!」
「は?何言ってんのお前ら。私が凄くない訳ないじゃ〜ん?w」
「あっはは!たしかに〜!」
「やっぱキミは一言余計なんだよな…」
「あ、あはは…」
勉強も出来て運動も出来て内申点も良い顔も良い…ま、そんな私に入れない学校なんて無いのなんて当たり前だけど。
まさかここまで何でも出来るなんて…神様、華ちゃんの事大好き過ぎない〜?…なんて事を一人でに思う。
(…まぁ、にしても。)
私が入りたくてこの学校を選んだわけじゃないし…何なら、学力的に入れないって言われた方が都合が良かったんだけど、なんて。そんな事を今更言った所で遅いんだけど、ね。
「さーてとっ、オープンキャンパスに行ったらやる事と言えばやっぱ…これでしょ♡」
「「「????」」」
---------------------------------------------------------------
身体の所々から汗が噴き出す。教授から直々に君は成績も申し分ないから、と学校の説明だったり来場者の案内だったりを中心に、オープンキャンパスの手伝いを任せて貰うことになった。…が。
ひたすらに暑い。何てったって今日はどこのニュース番組でも『猛暑日』と綴られている程の驚異的な夏日。
(こんな事なら引き受けなきゃ良かった)
なんて事もふと考えつつ、近くに居る俺と同じく手伝いを任されたメンバーに声を掛けてズル休みでもしてしまおうか、と悶々としていた時のこと…
「あの…、お忙しいところ申し訳ありません。少しお時間よろしいでしょうか…?」
ふと、後ろから聞こえた女性の声。
(はあ…来場者か)
正直面倒くさい、と思いつつ。どうされましたでしょうか、と営業スマイルを作り振り返ればそこにhッ………………
「実は道に迷ってしまって…説明会場まで案内していただけませんかっ…?」
-------〝天使〟がいた。
---------------------------------------------------------------
檸檬色の髪の毛を揺らす、まるで外国製のお人形とも言い表してしまいたい程に華奢で綺麗な1人の少女とその横を歩く、恐らく大学院生だと思われる男性は道行く人の注目の的だった。
ザワつく人々、少女を写真に収める輩、そしてそれを眺めるボク達、と。
「は、華ちゃん………………。」
「あっはは、さっすが華!!って、カンジ〜!!」
「どうして急にこんな…?」
「…まぁ、予想するに…今の内から人間関係構築、とでも言ったところだろうね。どうやら華はここに入学する事を決めている様だから。」
「へ〜っさっすが!よーしっアタシも人間関係構築するぞーーー!!」
「キミがここに入れるわけ無いだろう…」
「えーーっひっどぉい!!!アタシだって本気出したら100点の1つや2つ〜」
「あはは…でも、そっか…華ちゃんも、色々考えて頑張ってるんだなぁ…偉いなぁ…」
「…ボク達にも、現状を受け入れて先を見据えて行動する力…っていうのが、必要なのかもしれないね。」
「そうだねー…。
…まっ、そんな事は置いといてっ☆アタシ達も説明受けてみよ!!!☆折角華がくれた機会だしっ!」
「だねっ…!行こっか、二人とも…!」
「…そう、ですね。…というか、あんまり言ってなかったけど凜音さんもかなり注目浴びてるので気をつけて」
「…?!?」
大学で学びたい事、将来になりたいもの…きっと、将来を選ぶ方法は様々だろう。
来年の今頃、ボク達が未来への選択として選ぶ物は一体なんなのか。それは全くわからない。けど………
(…華みたいに、無理をして大学を選ぶ…なんて。)
そんな事はしたくないな、としみじみ思う。…それはきっと、ここにいる二人も同じなのだと思う。
..。.:.+*:゚+。 .゚・*...。.:*..。.:.+*:゚+。 .
曲名 / 乙女解剖
本家 / DECO*27様
伴奏 / くっし〜☆ 様
サムネイルイラスト / 李里葉 様
歌 / 💄八千代 真瑠【CV 雨音】
https://nana-music.com/users/2000156
🍋和泉 華【CV ゆめぱんだ】
https://nana-music.com/users/2268757
🧊神戸 なず【CV 柚羽】
https://nana-music.com/users/8931140
☂️朱紗 凜音【CV 蒼音風】
https://nana-music.com/users/1850790
『♛ADOLESCENCE♛』公式アカウント
⇒(Twitter)
@ma05926611
⇒(nana)
https://nana-music.com/users/10232914
..。.:.+*:゚+。 .゚・*...。.:*..。.:.+*:゚+。 .
『歌詞』
♟️乙女解剖であそぼうよ
ドキドキしたいじゃんか誰だって
🧊恥をしたい
💄痛いくらいが良いんだって知った
♟️あの夜から
=イントロ=
🧊こんばんは、今平気かな?
🍋特に言いたいこともないんだけど
🧊もうあれやこれや浮かぶ「いいな」
🍋君が居なくちゃどれでもないや
🧊🍋仮面同士でイチャついてら
💄寸寸 恋と表記せず
☂️気持ち vs 退屈はPK戦
💄そうなにもかもに迷子がおり
☂️泪なみだ流してSOSを
💄☂️半目開きでにゃんにゃんする
💄病事も全部
🍋君のもとへ添付
☂️ツライことほど分け合いたいじゃない
🧊この好きから逃げたいな
♟️やっぱっぱっぱ
♟️乙女解剖であそぼうよ
本当の名前でほら呼び合って
☂️「いきたくない」
🍋そう言えばいいんだった
♟️楽になれるかな
💄乙女解剖であそぼうよ
☂️ドキドキしたいじゃんか誰だって
🍋恥をしたい
🧊痛いくらいが良いんだって知った
♟️あの夜から
..。.:.+*:゚+。 .゚・*...。.:*..。.:.+*:゚+。 .
『タグ』
#ADOLESCENCE ♟️
#八千代真瑠 💄
#和泉華 🍋
#神戸なず 🧊
#朱紗凜音 ☂️
#フォロー返します
コメント
まだコメントがありません