嗤え
朗読:幸太
嗤え
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氷柱のような旋律と、苦しさで潰されそうな胸中を思わせる言葉に惹かれました。
使用_Telephone(一部)
イヤホン推奨、音量小さめ
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〚以下引用〛
本当の僕を知って。
(汚い僕を知らないで)
僕に触らないで。
(僕を抱きしめて)
僕を愛して。
(…僕すらも 僕を愛せないのに?)
矛盾だらけで 不完全で
私は、僕は、俺は 一体何なの?
(それすらも分からない)
僕は知られる事を拒絶して
幾つもの仮面をつけて
無数の「僕」を演じる。
誰にも触れない箱庭を
誰にも、侵せない境界線を創ってる。
なのに、僕は、知って欲しいんだ。
弱くて、汚い、本当の僕を。
箱庭も境界線も“僕”さえも
全部全部 ぶっ壊してくれる存在を求め続けてるんだ!
愛しくて 憎くて
幸せで 苦しくて
嗚呼、なんて滑稽だろうか
僕でさえ、嫌悪するほどに 歪んでる。
だけど、さ。この矛盾だらけな舞台を
この世界を望んで 愛してるのは
間違いなく、僕なんだ。
僕を暴いて。
でも 僕に気付かないで。
また、何処かで 嗤う声が聞こえた。
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声劇に関する知識も技術も絶賛勉強中です。
聴き取り辛いと思いますが、心を込めたので良ければ。
だけど、さ、の箇所。ぜひ聴いてもらえると!
素敵な台本を書いてくださってありがとうございます!
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