【雑記】台本210本を作り終えて【解説】

らき☆すた／らららコッペパン

　　　　　 ／⌒ヽ ⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ 　　　　　|　　　 / 　 　 　　　 （　ヽノ 　　　　　 ﾉ>ノ 　 三　　レﾚ どうだね君たち？！ 久々に見た「ブーン」の感想は？！ (特になんも思わねえよ) いやー！ みんなあ！ お気づきの通り！アイコン！ 変わったのよー！ かわいい！おとももちに描いてもらったんだああ！ いやあ嬉しい！！！ hshs(*´Д｀≡´Д`*)hshs✨ 最初は「アイコンメーカーで作ろうかなあ？」と思ってたんだけど、友達に話したら「私でよけりゃ描くよ？どんなのがいい？」って言ってくれてさー！お言葉に甘えてッ！！ 以前の天使のイメージを残しつつ、若干堕天した感じ！にしてもらいました笑 ほら、あたし純粋な天使というか、堕天使的な側面もあるじゃない…？ふふ…右手に封じられし暗黒邪神ペルソナも疼いているわ…(知らん知らん) という訳で！今後ともみんなよろしくね！✨ ってか？！ 最近のあたし歌ってばっかだな？！？！？！ いつ雑記書くんだよ？！ はよ台本書けよ！！！！ というセリフツッコミをしながら、いま書いてます笑 今回は台本第201作〜第210作についての解説、元ネタ、小ネタの話をしていきますよー！ 勘のいいガキの皆さんは 「また地獄の門が開かれた…長文という名の魑魅魍魎に支配される暗黒時代の始まりだ…甦れ！安倍晴明！」 とか思ってるんでしょーが！ (この世の誰一人思ってねえよ) んーでも最近さ、台本にあとがき書いてるじゃん？ あそこである程度はネタバレしてるから、まあ補足的に今回は書いてくつもりです！だから短いかもよ？ …かもよ？(　＾∀＾)ﾆｺｫ... じゃあ早速いくぜ！ みんな！あたしのスピードに着いてこられるかな？！ ビバップ号から発進！ 行け！ソードフィッシュ！ …エンスト？ 宇宙で戦闘機がエンストって終わってませんか？ え？終わってませんか？ (いいからはよ先いけ) ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕第201作／珈琲ミルク】 あたしの妄想シリーズ！笑 なんかあるあるかな？と思って書きました！ また仕事ばっかり！あたしのこと見てくれない！ プンスカプンスカ！ってよくあるよね笑 題名は皆さんお察しの通り 「彼氏の苦しみ」を苦味と捉えて「珈琲」とし☕️𓈒 𓂂𓏸 その苦味をマイルドにする彼女の存在を「ミルク」に例えています🐮🥛 結構彼氏の方がイライラしてる感じで想定して書いたんだけど、みんな優男に演じてくれてあたしはビビってるよ…世の中ってそんなにやさしい男子に溢れてるの…？そうなの…？え？どうなんですかみなさん？そこんとこ詳しく(脱線すんな) ラストで2人が「手を繋いで子供のように歩いた」というのは表現を抑えていますが、要ははしゃいだって事ですね笑 私の台本によく出てくる「イノセント(無垢)」という言葉のように、2人は子供のように純粋に観光を楽しんだということです。 そこまで彼氏の毒気を抜ける彼女…尊い…大切にしろよ彼氏…！ ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕第202作／毒香ノ白昼夢】 この台本は曲先行で思いつきました！ 友だちのツイキャスで「酔いどれ知らずってのが流行り始めてるよー」って聞いて、ほー？そうなのかー、nanaにあるかな？と思ったら、いつも私の台本でお馴染みのお世話になっているAsnaさんが曲を出したばかりで！すぐにお借りして、曲に込められている意味や歌詞の世界観を読解して分解し、再構築して私自身の世界観で描きました！ 結果、かなり毒の強い台本になってしまった笑 毒香(どくか)という日本語は造語ですが、 「毒香ノ白昼夢」というのは 現実から目を逸らしている人々に対する主人公の皮肉の言葉です。 夢に生き続ければ現実の驚異にいつか潰れてしまいます。 だから夢だけを見続けることは「毒」です。 しかし、現実だけを見続ければ 狂人になると主人公は言います。 だから冒頭に 「現実に目覚める覚悟はあるか？」 という主人公の台詞を書きました。 この世界は、本当に驚異に満ちています。 そこから目を背けることも大切です。 厳しい現実ばかり見ていたら心が病んでしまうので。。 しかし…一方で、現実の驚異に対して全く興味のない人がいることも確かです…。他国の戦争だから知らないとか、コロナなんてただの風邪だろとか、経済疲弊なんて何とかなるだろとか… 人類の過去の歴史を見ると、 数年後に何が起こるのかはある程度予測できるのに…。。 この台本の主人公は、 そうした人々への警鐘として現れたのでしょうね。 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕第203作／カタンの庭】 私の大好きなビスクドール！ ワクワクしながら書きました✨ 球体関節人形作家「天野可淡(あまのかたん)」という方の生み出すドール作品群を「カタンドール」といいます。 カタンちゃんの名前はそこから拝借しました！ 物語の中に出てくる「ガオケレナ」とは、ペルシャ神話、ゾロアスター教の伝説に登場する"白きハオマの巨木（生命の植物）のことです。世界海ヴォウルカシャ（en:Vourukasha）の中心に立つとされ、1万の癒しの植物に囲まれた、"癒しの木の王"とも呼ばれるそうです。 この植物は食すと癒しをもたらし、 死者を復活させ不老不死にする効果まであるそうです。 そしてシームルグとは、ガオケレナに巣を作る巨大なら鳥です。 象さえ運べるほど巨大な鳥の王であり、伝承によっては、シームルグは1700年の寿命を持つそうです。 300歳になると卵を産み、その卵は250年かかって孵り、雛が成長すると親鳥が火に飛び込んで死ぬそうです。なんだか火の鳥みたいですね。 カタンちゃんはガオケレナの樹液を水に混ぜて「薬液」を作ってますよね。その薬液を何に使っているか？ そう、薔薇を延命させる為です。 でもなぜ水で薄めるのか？ その理由は明白です。 薔薇の下には、マスターの遺体が埋まっているからです。 彼の遺言は ①人間として死なせてくれ ②私が死んだら薔薇で埋めつくしておくれ でしたね。 そしてガオケレナの樹液(原液)には「死者蘇生」の効果があります。 だから薔薇を延命させ、マスターを死者蘇生させない(人間の尊厳を守る)ために、あくまで植物の栄養剤として使うために水で薄めて効果を弱めているわけです。 そして、小ネタです。 マスターに『ガオケレナの樹液を飲め』と泣いていたアリス先生とは、以前の台本「魔女の戯れ」の主人公の大魔女アリスのことです笑 カタンちゃんの台詞にありますよね？ 『先生から教わった炎の魔法で軽くいなす。 動物は火を恐れる。シームルグは慌てて去っていった。』 つまり、大魔女アリスから魔法を教わっていた期間があるという事ですね。しかしこの時点ではアリスは闇堕ちしてなさそうですよね。マスターの死が原因なのか、他のことが原因なのかは定かではありませんが…闇堕ちした結果「魔女狩り」を始めたということです。 カタンの庭では、 今日も薔薇たちが咲き誇っていることでしょう。 マスターの遺体の上に、燦然と。 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕第204作／アポカリプティック・サウンド】 これね。オチ以外、全部実話です。 2012年。3月と5月(6月だったかな？)の2回、ハッキリとした凄まじく強烈なアポカリプティック・サウンドを聞きました。 うん。この世の音じゃないです。 金属が唸るというか、調律のあっていない大量のコントラバスで無理やり高音を叫ぶように出しているというか。そういうのが混ざりあった、なんとも言えない音です。 3月に聞いた時は深夜3時。 そんな時間に何かしらの工事をしてるわけもないし。 空から重低音が5分くらい聞こえてて、心底ビビりました。 それからいろいろ調べて、あの音の正体が「アポカリプティック・サウンドといい、世界の週末に鳴るとされる。天使のラッパ、黙示録のラッパとも呼ばれる」と知りました。 そして数ヶ月後。 5月だったか6月だったか… 職場の玄関をみんなで掃除してたとき、 空からまたあの音が聞こえました。 その時は、全員で一緒に聞きました… 本当にあれ、何なんでしょうね… もっと規模の小さいアポカリプティック・サウンドは何度か聞いているのですが、あんな強烈なのはその2回しか聞いたことがないです。 ほんと、おかしな体験ばかりする体質なのが困ります… でもまあ台本のネタになるからいい事にするか…笑 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕第205作／頑張るあなたへ。】 私自身が、ずっと苛まれてきたことの一つ。 それをこの台本に、皆さんへのメッセージとして綴りました。 私はかなり自由な生き方をしています。 …ちょっと違うかな？ 自由に生きないとダメな心身にまで、 弱体化してしまったのですよね。。 お医者さんからは「1日に働く時間をとにかく減らせ」と言われているのと「とにかく好きなこと、興味のもてることを見つけて下さい」と言われていたので。こうして台本を書いて皆さんに読んで頂けること自体が、私にとって救いでもあるんです。本当にみんな、ありがとうね。。 仕事の時間が減ったら、生活費が大変になっちゃう。それは困る…だから、沢山勉強して。個人事業主になって。私の持ってる「とあるスキル」に様々な付加価値を付けて、短時間でクライアントさんの要求に答えられるように技を磨き、ブランディングしました。なので私の時給は正直、普通の人が聞いたら「は？何でそんなに高いの？は？」ってくらい高いです。 …うん。そうしないと、一日数時間しか働けない中で生活するのって、無理だったのよ。。。だから生活自体は、質素に普通の生活をしてます。 私の生き方はたぶん、普通とは違うと思います。 出来るだけのんびりと好きなことをして心を回復できるように、とにかく自由時間を大量に確保するようにしています。 だから時々言われるんですよね。 「りおんさんの趣味って、なんか役に立つんですか？」とか 知り合いで台本書いてることを知ってる人とかには「そんなことに時間を費やして何になるの？お金になるの？」とかさ。 役に立たないことはするな。 お金にならないことは意味無い。 …このふたつの言葉で苦しんでいる人は、 世の中に沢山いると思います。 だから…私自身の人生経験から得たことを、メッセージとして、台本という形で綴らせて頂きました。 どうか1人でも多くの方に、 このメッセージが届きますようにと… 切に願っております。 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕第206作／マイ・バラード】 これは120%私の実体験です。というか途中まで、台本ではなく最初期の「実体験の長文シリーズ」として書こうとしてました。 だから、90秒に収めるのにとても苦労しました笑 ひとみちゃんは、そこまで仲が良かったわけじゃないけどさ。 ずっと不良って「何考えてるかわかんないけど、とりあえず人の迷惑になる人」くらいの認識しかなかったのよね。 だから同じクラスになった時は「こわ…ド金髪だ…ピアスもすごいな…」という感じで。こわい、という感じしか無かったんですよね。 この台本は、中二の時の話です。 あたしは当時、歌うことがこの世で1番苦手でさ笑 人前で歌うなんて絶対無理！と思って、 俺は指揮者になるッ！(ドンッ) と言って、音楽経験ゼロのくせに指揮者になりました笑 それからは特訓の毎日。 小澤征爾さんのビデオを見て鏡の前でも真似しまくったり、指揮法の本を読んで勉強したり、ひたすら同じテンポで手を動かせるようにメトロノームに合わせてお箸でテーブルを叩いたりね笑 10月、金木犀の香りの中。ピアニストのるみちゃん、ギタリストの石田くん、友だちのミカちゃんとで、軽音部の部室のアップライトピアノで、合唱と合唱指揮の練習をしました。毎晩9時くらいまでやってたなあ。あの時間が、私の中学校の思い出のなかでいちばん記憶に深く刻まれています。 合唱祭当日。 舞台に上がった私は、これまでに感じたことの無い凄まじいプレッシャーを感じて。どうやって指揮を降ったのか、正直覚えていません…。。 結果は、金銀銅、どの賞にも入れなくて。 なんか…なんだろうね、あの感覚。 寂しさとか、悲しさとか。悔しい…なのかな。 終わってしまった。そういう虚しさが心のなかで渦巻いていました。 合唱祭の片付けが終わって、ホームルームまであと数分。 私は校舎２階の自分のクラスに戻ろうと階段に差し掛かったところで…階段下の物置に、見慣れた金髪の少女がうずくまっているのを見つけました。奇しくもそこは、軽音部部室の真ん前。 ホームルームまで時間も無いし…不良と関わるのは怖い…とか思いそうなものなのに… 私、あの時声をかけたんですよね。 『ひとみちゃん…どうしたの…？』って。 そしたら…彼女…泣いてて。 「合唱祭さ…みんなで頑張ったのに…なにもないまま終わっちゃって…なんだかそれが悲しくて…悔しいな…」 その言葉を聞いて、私の中で何かが音を立てて崩れました。 私は間違ってたんだ。 「不良だから」という「大きな主語」で一括りにして、彼女個人のことを見ようとしてこなかった。確かに窓ガラスぶち割ったり、制服も滅茶苦茶アレンジしとるし、金髪ピアス少女だし、校内までノーヘルでカレシにバイクで送って貰ったりしてしょっちゅう生活指導室に呼ばれてたけど… 彼女は、自分の心の赴くまま、好きなように生きようともがいてるんだと。そこで初めて気づきました。 『私もね、悔しい…なんかモヤモヤする。なんとなく…ひとみちゃんの気持ち、わかる気がするよ…』 そしたらひとみちゃんは涙を拭って、笑顔を作って 「りおんちゃんは強いね。それに優しいね…ありがとう。私はこのままバックれるからさ、教室に戻ってて」 『うん、わかった。また明日ね！』 「うん、またね…！」 あの文化祭の出来事は、ひとみちゃんは、 「人のことを大きな主語でまとめてはいけない」 「人を見かけで判断しては行けない」 「人を色眼鏡で判断しては行けない」 私にそんなことを教えてくれた気がします。 この体験があったから、以前の台本「たったひとりの君へ」や初期投稿の体験談「高校の友達の話」に出てくる「みすず」が一見不良でも普通に仲良くなれたのだと思います。 ひとみちゃん。どこかで元気に笑顔でいてくれたら、 私も嬉しいよ。 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕第207作／魔弾ノ教祖】 また悪役声劇を書いてしまった笑笑 いや、というかこれはね、楽曲ありきなのよ。 前にBGM探しをしてた時に出会った「フォニイ2番」。 これ絶対に声劇に使えるじゃん？！と思って、でもなかなか使い道が出てこなくて眠らせていた曲です。 そしてついに！悪役声劇の台本に合うぞこれ！ということで使う機会が巡ってきました✨ 「魔弾ノ教祖」という題名の意味から説明します。 まず「魔弾」というのは、ウェーバー作曲家のオペラ「魔弾の射手」に登場する、悪魔ザミエルとの契約で手に入る武器です。 7発撃てる、狙った場所に必中の銃。6発までは所有者の狙った場所に当たりますが、7発目だけは悪魔ザミエルの狙った場所に当たります。 原作では、主人公カスパールは悪魔の契約により明日までに新しい魂を差し出さなければ、自分の命を失うことになっています。 カスパールは、その犠牲者として同僚のマックスを狙います。 では、話を戻します。 この「魔弾ノ教祖」が撃った銃は戦隊モノ5人に対して5発。残り2発ですよね。でも彼は「富裕層を全員殺す」と言っています。…残り2発で？ …そうなんですよ。彼は「教祖」。命を差し出す信者がいるんです…。だから新たな命をいくつも使って、さまざまな悪魔とのスケープゴート契約が可能な存在なのです。 富裕層は、ただお金持ちなだけではありません。 世界の平和活動に貢献したり、インフラ整備に出資したり。人道活動を支援していたり。孤児院に寄付していたり。悪人ばかりな訳じゃないです。 そして、その富裕層を全員消せば何が起きるか？それは世界秩序や社会ルールの瓦解です。 でも教祖は言いますよね？ 「子供たちに裕福な生活をさせたい」と。 前述したように、彼は信者の命と引き換えに悪魔との契約を無数に行えます。 例えば…「大統領をマインドコントロールする力」など。 貧困層を救う、と言っていますが、中流階級はどうでもいい、とは一言も言っていません。 彼の中にある正義は「上位１％の富裕層が持つ富の再分配」そして「社会システムの再構築」です。ほんと…悪役なのに、信念を持つ人間は己を「正義」と信じて疑いません。こいつの倒し方が私にも分かりません。。 いずれにせよ。 「暴力」や「殺人」によって解決する方法など… わたしの中では「悪」に間違いは無いですが。。 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕第208作／しあわせ家族】 これはまず題名だけがポンと頭に浮かんで、 「あ、狂気系にしよ！」と思いました！(なぜ？) いやー、いろんなホラゲ見てるだけのことはあるなあ私！ 展開がホラゲなんよ！笑 ルート分岐まで作って！もうフリーホラゲじゃないか！笑 楽曲は流石にこの台本を表現出来るものはnanaには無かったので、自分でフリー素材(編集可のもの)を編集しました！ 出だしの有り得んくらいほのぼのしたBGMから一気に夫婦のどろどろに突き落とされ、再び有り得んくらいほのぼのとしたBGMが来ることで狂気性が増すようにしました！ ラストの分岐後はほのぼのBGMとドロドロBGMが混ざり合うなんとも後味の悪い終わり方にしてあります笑 いやこんなの見せられたトオル君の将来が心配だよあたしは。。 途中までは離婚あるあるだけど、 ラストがまじでありがちなホラゲになってしまったな笑 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕第209作／夏の校舎の幻】 この台本はね、最後の「熱中症で保健室にいた」以外、全て私が実際に体験したことと、夢で見た事で構成されてます。 高校二年生のとき。夏休み前の学校。ホームルームが終わって帰ろうとして、なんとなく下駄箱前の広場のベンチに座ったんですよね。もうすぐ夏休みだからなのか、はしゃいでいる女子や男子がギャーギャー言ってるのを尻目に、あたしは大きな窓の外に見える木々を眺めていて。大量の蝉の声も聞こえています。 でも、すこしぼーっとしてたら…突然、全ての音が止んだんです。うん？と思って周りを見渡したら、はしゃいでいた高校生たちもいなくなってる。 誰一人、いない。 なんだこれ…？そう思って学校を散策してみることにしました。 うちの高校、作りが変でさ。8の字型になってるのよ。だから中庭が2個あるの。その中庭に… 灰色のシャボン玉が、大量に飛んでました。 なんの色もない、輪郭だけが存在するシャボン玉。 それを見た瞬間に「しまった、また変な世界に来てしまった」と思いました。暫くすると、突然もとの世界に戻ったんですけどね！まずこれが1つ目の体験談です。 そしてつぎは夢で見た景色です。 私は高校の2階にいて、そしたら急に校内に海水が溢れ出して。わたしはそのまま3階まで浮上して。3階も、胸の高さくらいまで海がありました。その中を、2匹のイルカが跳び跳ねていました。この夢を見たのも高校1年くらいだけど、我ながらほんとよく覚えてるもんです笑 次は、高校卒業式の日に体験した話です。 卒業式後、私はずっとお世話になってきた部室にお別れするために、音楽室に来ました。 そして弾きなれたドビュッシーを弾いていたら… 耳元で(ほんとに直に耳元で) 『懐かしい』 とハッキリと聞こえたんです。 うん。これは心霊体験かもしれないな…。 あとは…この頃、友人がバイク事故で突然亡くなってしまって…高校生ってやっぱり、まだまだ子供なんだなって思いました。 友人の死の受け止め方が、全然わからなくて…ただただ、呆然としてました。 これらの記憶が合体したものが、この「夏の校舎の幻」です。 私の様々な記憶の集合した台本になりました。 様々な方にコラボして頂く度、高校生の自分を思い出します。 人って普段は忘れていても、 これまでの歩みがちゃんと記憶に残っているものなんだね。 みんなも必要な時には、 以前の台本「私からの手紙」みたいに かつての自分を思い出してみてね。 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕第210作／貞子の呪い】 はーい！定番のホラー台本ですね！ じゃねえんだよぉぉおおおお？！！？！！ (_･ω･)_ﾊﾞﾊﾞｧﾝ！！ 貞子に何させてるんだよ私は… あとこの台本は 完全にギャグマンガ日和の影響を受けてますね笑 蛇口からヌルリと出てくる貞子、とか いかにもギャグマンガ日和に出てきそうなフレーズだわ笑 スイパラに貞子が出没して客という客が鼻からケーキを吹き出すという台詞も好きです笑 いやー、今回なにが困ったってさ！ この台本に合う楽曲がないことよ？！ リングのBGMなんて無いしさ、、、 だからフリー素材サイトから音源をお借りしました。 そして、まさかの？！？！ 「くーるー！きっとくるー！」 の歌の効果音を作ってる方がいて？！ ビビりました笑笑 どんな需要で作ったのよそれ笑笑 いやーおかげで貞子がアイドルになりたくて前田のあっちゃんの真似をするというオチに繋げることも出来たし、 ちゃんと貞子(リング)らしさも出すことが出来て！ 大満足ですよあたしは！！！！！！ というわけで！ すべてのリングファンよ！ 貞子ファンよ！ ホラーファンよ！ 呪怨でも着信アリでもいい！ホラー好きな人！ いや誰でもええんや！！？ みんな！コラボしてねー！！ ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 【📕あとがき】 あいやあ！乱馬！今回も沢山書いたアルね！ (唐突なシャンプー) 今回の10本も完全新作で挑みました！ しかし久々に体験談ベースの台本が多かったなー？ んーあとはそろそろシリーズ物を動かしたいな？ 「ふでかステーション④」 「憑き姫シリーズ」 「三途川逝子シリーズ」 「ポオとセラフの旅シリーズ」 「いにしえの森シリーズ」 『Fattorinaシリーズ』 「ふしぎな声の魔術シリーズ」 「スチームパンクの姫君シリーズ」(ん？) 「BOUNTY SOULシリーズ」(シリーズなの？) 「ヒーロー・焔火ちゃんシリーズ」(シリーズなの？！) この辺を動かしたいなあー！(シリーズ多いよ…) いやしかし…色んな方から拍手やコメント、コラボして頂いたり…友達が出来たり…！ なにより 「Rionさんの台本の世界観が好きです」 と言ってくださる方がいて… 本当に本当に、嬉しいです。 みなさん、ありがとうございます。 どうかみんなの今日も明日も未来も、 笑顔で過ごせますように。 にゃーんてなー？！(突然のニャース) あたしはいつもそんなことを考えてるのだよ！ ほら見てよこの目！ ウソついてないでしょっあっ？！ 手が…勝手に『歌コラボ』をしようとしてやがるッ くそ！この手…ベロンッ この味は！ウソをついてる『味』だぜ…… (じゃあ自分の意思じゃねーか) さて！今回はこの辺でお開きにしますか！ また次回の【第211作】でお会いしましょー！ じゃーねー！ばいばーい！🕊✨ #声劇 #台本 #朗読 #ナレーター 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