あどけない話
高村光太郎 智恵子抄
あどけない話
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智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
昭和三・五
高村 智恵子(たかむら ちえこ、1886年(明治19年)5月20日 - 1938年(昭和13年)10月5日、旧姓:長沼)は、日本の洋画家、紙絵作家。夫は彫刻家・詩人の高村光太郎。夫の光太郎が彼女の死後に出版した詩集『智恵子抄』でも知られる。
高村 光太郎(たかむら こうたろう、1883年〈明治16年〉3月13日 - 1956年〈昭和31年〉4月2日)は、日本の詩人・歌人・彫刻家・画家。本名は高村 光太郎(たかむら みつたろう)[1]。父は彫刻家の高村光雲。
コメント
6件
- こうじ
- kamisaka 🌿
- こうじ二人なら楽勝ですが 倒れた場所が悪いと 一人だと 起こせないです 🤣🤣🤣🤣🤣🤣
- kamisaka 🌿200kg って 10kgがのお米が 20個ですよね~。🤔 重そ~。😄 前に 750ccくらいのバイクを 押してみた事有りますが 前に押すだけでも そうとう重くて 出来ませんでした。🏍️ 確かに 200kgでは、起こすのも 5人ぐらいいないと 無理そうですね~。😅
- こうじ
- kamisaka 🌿やっぱり、こうじさんの朗読 味が有って いいですね~。😇 キャブションから、youtube 見させて頂きましたが、やっぱり大きいバイクは 一人では起こせないのですね~。🤔 大きな倒れ方では無くて、こけたという事なので、怪我が無いようで 良かったですね。🏍️