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(以下、回想。黒園美薔薇の記憶)
1:27
美薔薇「…本日よりチーフマネージャーに昇進しました、黒園美薔薇です。世の輝く女性達に寄り添った素敵なジュエリーをもっと発信していけるよう、精進していきます。私事で結婚も控えておりますが…仕事への姿勢は勿論変わりません。皆様、何卒宜しくお願い致します…!」
1:06
美薔薇「___あなた、お帰りなさい!
ふふ…新婚ってだけで柄でもなく浮かれちゃって…ちょっと恥ずかしい。でも…お揃いのこの指輪も、私がデザインしたものなのよ。美しい宝石と共に愛する人と過ごせるなら…それ以上の幸せはないでしょう?」
0:45
美薔薇「……離婚したいってどういうこと!?他に好きな女ができたなんて…そんなの承知できるわけないでしょう!!!ねえちょっと、待ってよ…!!」
0:33
美薔薇「____あれほど大切だった宝石の無垢な輝きが恨めしい。憎らしい。私は全てを失ったのに、何故輝き続けているの……?
……許せない。まやかしの愛も、全ての希望も、この世の全ての輝きも……
………嗚呼、闇に全てを委ねてしまえばいいのだわ。私と世界を照らす輝きなど
____全て、葬ってしまえば。」
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