『 声劇台本』苦悶する幼羊

貴方

〇 ...................................................... ─────息が吸えない。 なんて苦しそうに胸を抑えるんだ。 沈黙よりも重い痛みが、 幼年期の記憶を巻き戻した。 理も知らず回り続ける車輪であった私。 純粋さが惑う庭の少女に曖昧な笑みを伝えていた。 ただそこにあったから、 命は形を保っていた。 それがただの群れの一頭であることも知らず、 導くものとしての慎みを与えなかった。 ─────あ、あ、あ 震える呻き声を深夜に隠した。 天使が惰眠を貪る。 はりぼての果実を口に含んだときから、 賛美は聞こえなくなった。 聞こえてくる無言の怒声 聞こえてくる無音の罵倒 亡骸を抱き上げたのだったら 何故その恐ろしい目で見つめるのだろう。 なんて酷い目をしている 哀れなものよりもか弱く 語ることない人生に羊は小さな声で鳴いた。 ────アドリブ＆性別変更大歓迎──── 友情によるエネルギー。その眩さに思考が追いついていくことは無かった。 溢れんばかりの感情。 羨ましさ、羨望羨望羨望羨望羨望 前の台本⤵︎ ⤵︎ 次の台本⤵︎ ⤵︎ unknown #コラボ募集 #朗読者募集 #オリジナル #拍手返します #朗読 #台本 #無力な僕