【シーア】第2話 秘密(前編①)
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【シーア】第2話 秘密(前編①)
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前編①
ここは人気カフェのバックヤード
1人の青年と、店長と思われる男性が向かい合っていた
【1.28~】?「違う……僕はやってない!信じてくれ!」
店長「そうは言ってもな。実際に、近くにいたのはお前なんだぞ、ニコラス」
【1.19~】ニコラス「だ、だから、忘れ物を取りに来ただけなんだって!」
店長「でも、こうして問題が起きたんだ。君にはここを辞めてもらう。私もできることなら雇い続けたかった。…だが、世間の目がある限り、ここで働くのは辛いだろう。…分かってくれ」
【1.01~】ニコラス「……………はい。」
ーーー
店を出たニコラスはため息をつく
【55~】ニコラス「一体誰が…いや、これ以上考えるな。」
ニコラスは俯いて歩く
すると──
【50~】?「っ!」
女性の声が聞こえ、ぶつかってしまったのだと、思い当たる
【48~】ニコラス「すみません!だ、大丈夫ですか?」
慌てて倒れそうになる女性の腕を掴み、支えると
【45~】?「私こそ。よそ見をしていたみたいで、ごめんなさい。」
間近で女性の顔を見てしまい、ニコラスは思わず赤面してしまう
【41~】ニコラス「お、お怪我は、ないですか?」
【38~】?「えぇ、大丈夫。あなたは?」
【35~】ニコラス「ぼ、僕は今日も元気です!」
思わず見当違いな受け答えをしてしまう
【31~】?「……それはよかったわ」
くすりと笑いながら女性は体勢を立て直す
【29~】ニコラス「あ、あの…」
【28~】?「え?」
【27~】ニコラス「ぼ、僕はニコラス・ブライアンって言うんだけど。…貴女の名前は?」
【20~】?「ごめんなさい、よく知らない人には名乗らないようにしてるの」
【16~】ニコラス「じゃあ!これから!これから、僕のこと、知ってほしい!」
【10~】?「………また会えたら考えてもいいわ」
【7~】ニコラス「ほ、ほんと!?」
【6~】?「また会えたら、ね?」
【5~】ニコラス「十分だよ!必ず見つけてみせるから!」
女性は曖昧に笑って去って行った
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