【シーア】第2話 秘密(中編②)
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【シーア】第2話 秘密(中編②)
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中編②
オリヴァー「昨日、このカフェから貴方が出てくる姿を見かけまして。思いつめた表情、そして、今日のお姿から、貴方は職を奪われたばかり。そして、尚且つ、そのカフェは食中毒未遂事件が起きた場所。そこからの失業となると、貴方は首謀者として疑われたのではないか、とね」
ニコラスは開いた口が塞がらなかった
ニコラス「…………お見事です。仰る通り、僕は昨日、あのカフェをクビになりました。理由は、お察しの通りです」
レイ「今日は話を聞きに来たの。貴方を助けることができるかもしれないと思って。」
ニコラス「助ける?」
オリヴァー「本当の首謀者を知りたいとは思いませんか?このままでは、真実を知らないまま、貴方は疑われたまま、その一生を過ごすことになるでしょう。」
ニコラス「それは……」
オリヴァー「言われもない罪に苛まれ、押しつぶされてしまう、そんな人を救いたいんです。お話を聞かせていただけませんか?」
ーーー
ニコラスはありのままの真実を話した
自分は無実であると、恨まれるようなことをした覚えもないと
クレア「貴方が疑われたのは偶然だわ。それは、この記事が証明してくれる」
クレアは記事を差し出す
ニコラス「…………偶然か。僕はとことん運がない」
セオ「首謀者は貴方を庇った人物で間違いない。事件があったあの日、貴方以外に居なかったんですか?」
ニコラス「……………あ」
レイ「居たのね?」
ニコラス「…………あぁ。間違いない。犯人は………………あいつだ。」
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