【声劇台本】コーヒー

【読み手】○○様【BGM】haruki 様

・またまた書いてみました、声劇台本の2作目ですっ🦜 今回は、とある家族の元にやってきたロボットとのお話( *¯ ꒳¯*) 一人で読むも良し、ロボットの部分だけ別にしてみるも良し、好きなように読んでみてくださいっ⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾ どんな背景があるのかは、読んでくださった方のご想像にお任せしますっ⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾ ・性別や言い回しの変更、多少のアドリブ等はOKです。 その際はどの辺にアドリブを入れたよ、と軽く教えてくださると主がそこを注視して聴かせていただきます🦜 (限度を超えたおふざけ、過度な改変は流石にNGでお願いします) ・投稿された際に聴きにお伺いしたいので、台本を借りる際は当方とBGMの投稿者様へ拍手&コメントを何卒お願いしますっ🦜 (nana以外での台本の利用はお断りさせていただきます。悪しからずご了承ください) (また、キャプションに台本の転載はしないようにお願いします) 〜〜〜☕️台☕️本☕️こ☕️こ☕️か☕️ら☕️〜〜〜 初めて家にやってきた時から、あいつの事が好きになれなかった。 それは、我が家の負担を減らす為にやってきた、 当時の最新技術の粋を集めて作られたらしい、ただのガラクタ。 『コーヒーを、どうぞ』 そう言いながら出てくるのは、味も香りも薄く、苦みだけはしっかりとした黒い色水。 他の家事は卒(そつ)なく熟す(こなす)のに、何故かこれだけは何度も怒っても理解せず、アップデートをしても改善される事が無かった。 家でコーヒーを飲むのは私だけだったので、いつも苦い顔をさせられた。 「全く…！ 一体どうやったら、こんな不味いコーヒーを出せるんだ…！」 家族はそんな私を見て、笑顔の花を咲かせていた。 時が過ぎ、気付けば家に居るのは自分とこのガラクタだけになってしまった。 体を起こすのも辛くなってきた私に、あいつは変わらず声をかけてくる。 『コーヒーを、どうぞ』 そう言って出てくるものは、初めての時から何一つ変わらない、慣れてしまった、いつもの味。 「全く。一体どうやったら、こんな不味いコーヒーを出せるんだ？」 〜〜〜☕️台☕️本☕️こ☕️こ☕️ま☕️で☕️〜〜〜 #赤星陰虎の台本　#声劇　#台本