【声劇】海坊主の川渡し─弍
海坊主役:バスチアン 少女役:○○
【声劇】海坊主の川渡し─弍
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少女役、募集中です。
1話
https://nana-music.com/sounds/064c198b
プレイリスト 海坊主の川渡し
https://nana-music.com/playlists/3803874
コラボの際は台本の作者様、音楽の伴奏者へ拍手、コメント等お願いします。
以下は台本からの引用となります。
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台本のあらすじ:
真っ黒の髪にヤギの瞳、血色悪い肌で、背丈のやたら高い男。その村の海岸に遥か昔から棲むと言われているそれは、"海坊主"と呼ばれていた。
海坊主は、村の少年に妹の捜索を頼まれてそれを引き受け、水底へと潜り込む。
そして、彼は川辺に一人佇む少女の後ろ姿を見つける。
【注意】当台本は前作『海坊主の川渡し─壱』の続きになります。単体でのご利用を想定していない内容となっておりますのでご注意ください。
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セリフ振り分け:
☆:海坊主
★:少女(スズカ)
☆「おい、止まれ」
★「……貴方、だあれ?」
☆「それ以上先に進むと、川の流れに呑まれちまうぞ」
★「でも、向こう岸に渡ってみたいの。ほら、綺麗なお花が沢山咲いているでしょう?それに……村にはまだ、帰れないから」
☆「……花なんか、どこにも見えねえよ。危ねえつってんだろ。いいから戻るぞ、手ェ握れ」
★「あ、ちょっと」
☆「……」
★「……もしかして貴方、海坊主様?」
☆「さあな。海坊主様なんて奴、知らないな」
★「ううん。私は、知ってる。……ヤギみたいな目に、真っ黒の波打つ髪。痩せてて肌は白くて、背が高い。それで──」
☆「──父さんが小さい頃に波に呑まれて、助けてもらった……だから、"海坊主"……だっけか」
★「それ、まさか……お兄ちゃんが、私を探すように海坊主様にお願いをしてくれたの?」
☆「だから、そんな奴知らねえって。お兄ちゃんだったら何だよ?」
★「そっか、お兄ちゃん……うっ……お兄ちゃん……ごめんなさい……ごめんなさい、ごめんなさい……っ」
☆「ああ?ハァー……何だってんだ、ったくよぉ……ほら、岸まで連れてってやるから、手ェ離すんじゃねえぞ」
★「ありがとう、海坊主様。私を連れてって」
☆「……だから知らねえって。そんな奴」
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コメント
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- こはる@声劇メイン。フリコラ、リストからどうぞ少女役でコラボさせていただきました!