【声劇】すれちがい

元飼い猫「」 野良猫『』

----------------✉. 「君、飼い猫？」 『…なに、嫌味？』 「別にそんな風に聞いたわけではないんだけどな」 『あぁ、そう。この私が飼い猫に見えるかしら』 「…」 『毛並みがきれいで､首輪をつけてるあなたには わからないわよね』 「僕ももう野良だよ」 『…捨てられたの？』 「信じたくはないけどね 家に帰ったら飼い主さんの靴がなかった」 『…そう。』 『でも、大切にされてたんでしょ。私は大切にされてたことも…』 「わからないだろ、急に一人になってしまったことがどれだけ辛いか」 『わからないわよ、全て自慢に聞こえるわ』 「あぁ、そうか。君なら聞いてくれると思ってたけど」 『聞きたくもないわ、そんな自慢話』　 「君も変わったね」 『変わっちゃったのはあなたよ』 『「さようなら」』 ----------------✒. 初めまして。🔔です 設定を読む前と読んだ後では違う世界になりますよ 〈設定〉 「」元飼い猫　帰ったときにはもう飼い主さんはいなかった。(静かに亡くなってしまったのか、それともどこか遠くへいってしまったのか) 『』野良猫　飼い猫が羨ましくて妬ましくて、ついあたってしまう 二人は兄弟。元飼い猫だけが売られ､野良猫は誰にも見つけてもらえずひとりぼっち。 話したくて、何度か野良猫の近くを通る元飼い猫 でも野良猫は妬ましく悔しくてすぐに逃げてしまう、でももう一度一緒にご飯も食べたかったし、遊びたかった。 そんな二人がやっと話せた日 彗さんより素敵な伴奏をお借りしました。 ありがとうございました。 コラボについては、伴奏者様への拍手､コメント宜しくお願い致します。 貴方の素敵な声劇待っています #声劇 #台本 #二人声劇 #声劇台本 #BGM #悲しい #猫 #コラボ募集 #拍手返します #べるの音色