3年前の曲

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物語の内容は 1人で歌っているところを学校の同級生に見られ それが理由でいじめられ、人生に愛想を尽かした少年は 置き手紙を残し、校内で噂の異世界へと向かう。 不確な噂だったがなぜか外へ出るといつもと違う。 窓を開け、外を眺める。 そこで見た少年の景色は異質だった。 みんな目がなく、異常に発達した耳と声だけで 生活している。とても楽しそうだ。 何故なら、嫌なものは何一つ見なくてもいいのだから。 不要な要素は一切なく、毎日どんちゃん騒ぎ。 ただ見ると言うことは知るということ。 そこの住人はその世界以外のものを何も知らない。 写真を見せるにも見せられない。説明しても伝わらない。 だから少年は今までいた世界の出来事、世界を 一つの歌にまとめて歌うことにした。 歌なら全部が伝わるから。 それでは聴いてください。 パラレルワールド Lyric 013電話は繋がらない いっそのこと行こう違う世界まで… 蓋を開けて、1人だけで まるでそこは映画の世界みたい 自分以外は誰も目を持たない、なら 少しだけね、音奏でて そこは音が主役の街 それがここの当たり前の暮らし 見たくもない光景丸ごと全部 切り取った楽園みたいな場所 お互いの顔さえ知らない それがここの当たり前の暮らし じゃあ見たくもない光景丸ごと全部 見た人間の一曲奏でようか 隣り合わせた世界で 何もかも違った環境でもいい… そこは一本の音が主役なるから すれ違いで混じり合えなくて 形すらももはや無くなってもいい… そこに一本の音が主役になるから