6.賑やかな朝
劇団indies
6.賑やかな朝
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翌朝。
朝日に皆が目を覚まして、昨日集まった居間へ次々と起きて来た。
雨水「おはよう千歳。飯は食べたか?」
千歳「いえ、まだです。」
雨水「ここでは基本飯は自分で作るんだ。今日は特別に雪が作ってくれたけどな。」
千歳「そう…ですか。…どうやって作るのですか?」
マレン「自分で料理も作れないとか益々怪しい…。あのさ、いつまでも誰かが作ってくれるとか思わない方がいいよ。」
雪「料理が出来ないのは何かと大変よね。」
雨水「…あ、そうだ。俺しばらくここを離れるから。」
雪「また城の方に行くの?」
雨水「あぁ…そろそろ城が動くはずだ。城の姫が逃げたそうだからな?」
千歳「あの…皆さんが言っている城とは何ですか?」
マレン「あんた知らないの?!」
千歳「実は一度も外に出たことが無くて…何も知らないんです。」
雪「それなら私たちが道案内してあげる!料理も私が教えてあげるわ。さ、早くご飯食べて行きましょ!」
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