『声劇台本』題:さようなら
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『声劇台本』題:さようなら
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No.54
『台詞』
時を忘れてあなたと過ごす日々はとても幸せでした。
これ以上は何もいらないと願ったのに、神様は意地悪ですね。
あなたはとても酷い人です。
こんなにも好きなのにもっと好きにさせるなんて。
だから、目を瞑ってあげます。
私がいなくなった後に、貴方が誰か素敵な人と幸せになることを。
どうか幸せになってください。
どうか私を忘れて、幸せになってください。
貴方が不幸なのが私にとって1番の不幸なのですから。
これは約束ですよ。
破ったら、貴方を嫌いになります。
嘘です。
やっぱり貴方を嫌いになれそうにありません。
泣かないで、私も泣いてしまうから。
笑顔で、笑っていてください。
貴方が笑ってくれたら、私も笑えますから。
最後に一つだけ、あなたと過ごした時間は何よりも私にとって幸せな時間でした。
あーあぁー、もっとずっと貴方のそばで……生きていたかったなぁ。
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コメント
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- じゃろん@台本を書くよありがとうございます!