再.パターンEX③
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再.パターンEX③
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パターンEX③
「私なんて……このまま埋もれて誰の目にも留まらないまま忘れ去られていく運命よ……。ど、どうせあんたたちも、ブスが調子乗って芸能科に入ってきたと思ってるんでしょ……!?この身の程知らずって馬鹿にしてるくせに……!」
「この学園のアイドルユニットは全て把握してるわ……。新規精鋭から弱小まで大小問わずね。……今気持ち悪いって思ったでしょ。思ったわね。ふん、あんたには理解できないだろうけど、私にとってアイドルサーチは水分補給みたいなものなのよ……」
「こんな私にも夢を見せてくれた……。そのことくらい、誇ってくれたっていいじゃない。アイドルは夢を与える仕事だって、偉そうにご高説垂れたの忘れたわけじゃないでしょうね。だから、その……あんたはもう、立派なアイドルよ。私が保証してあげる」
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自分を下卑する際、わざとらしい口調にするよう意識しました。ついでに多少周りも巻き込んでしまうような卑屈さです。
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