⑨ミャウダ🪐からの使者
朗読 ディア・台本 kamisaka
⑨ミャウダ🪐からの使者
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長編SF小説
【惑星🪐 ミャウダからの使者】 ⑨
田中一郎の 首と胴体は
国立 科学研究所 検視室へ
運ばれて
まずは 家族を呼んで
遺体確認をさせた。
『はい! 間違いなく夫です』
と 田中一郎の妻は
目を真っ赤にして言った。
幼い 兄妹の子供は
変わり果てた父親の姿に
『おとうさ~ん』と
泣き崩れている。
子供たちは 幼いながらも
父親を こんな目に合わせた
鈴木花子に
復讐の怨念を抱くので有った。
検視の結果 田中一郎の遺体は
首と胴体がちぎれてる以外は
特に不審なところは無かった。
アフリカ奥地 山中に
逃げ込んだルタは、
太陽が3回昇ったのをみると、
ミャウダ星に電話して、
『3日間の調査は終わった、
地球は 破滅させたほうが良いと
星王に伝えてくれ』
と連絡した。
電話の交換手は
星王に電話をつなげた。
『ルタ、それは地球時間だ、
こちらでは まだ1時間も
経っていないぞ』と王に言われた。
『あっ!そうだった!』
地球では 時が流れるのが
遅いのを思い出した。
⑩へ つづく
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惑星🪐ミャウダーからの使者
プレイリスト No.1
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プレイリスト No.2
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プレイリスト No.3
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