第5章 35話
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第5章 35話
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しっかり飴を手に入れることができた2人。早速植えようと森を抜け街に出たが……
「これ……どこに植えましょうか……」
「魔法みたいな飴だから、なんだか大きな花が咲きそうだよね。」
「そうですね!なら広いスペースに……」
「そういえばさ、街に使われてない花壇ってなかったっけ?」
「あぁ…!ありますあります…!でもあそこで大丈夫でしょうか…?結構ボロボロだと思うんですけど……」
「魔法使い。」
「どうしましたか?」
「こういう時のための魔法なんじゃないの?」
「!そうですね…!魔法で花壇を綺麗にすれば誰も踏み荒らしたりしません…!」
「うん。それじゃあ早速行こうか。」
「ここですね。」
「思ってたより結構ボロボロだね……」
「でも大丈夫です!魔法の力で綺麗にしてみせます!えい!」
「わ〜!すごい!綺麗になった!」
「少しお花も咲かせたので踏み荒らされることはないと思います!では植えましょう!」
「うん。……よし、これでいいのかな。」
「一応魔法で水やりして……。芽出ますかね…。」
「そんなすぐには出ないよ。とりあえず今日は帰って、また様子を見に行こう。」
「そうですね……!それではまた明日…!」
「うん。また明日。」
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