【呪術歌旋非公式】IMAGINARY LIKE THE JUSTICE
5️⃣📿
【呪術歌旋非公式】IMAGINARY LIKE THE JUSTICE
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⚠️二次創作雰囲気真似サウンド⚠️
10月31日、渋谷。時刻は21時を少し過ぎた頃。
最大半径400mもの巨大な帳に包まれた渋谷の街は、地獄絵図と化していた。
そこまでは想定内だとばかりに、五条は走る。駆ける。飛ぶ。
ヒーロー
人々が彼を求めるからではない、彼は英雄ではないのだから。
ただ、ある種の予感のようなものが彼を突き動かしていた。確信があったわけではない、それでも、自分がこう動かなければ最悪の事態は免れないと感じたのだ。
「や、悟。久しいね」
そこにあったのは諸悪の根源などではない、あの日失ったはずの青い春。否、そこにいたのはこのテロを引き起こした最低最悪の呪詛師。否、自らの手で引き金を引いた唯一の⸺
「私はね、悪魔に魂を売ったのさ。君にもう一度会うために、ね」
あの日と変わらない顔で笑ってそう告げるのは、何をどう見たって本物の親友でしかなかった。
「ん、なわけ、ねーだろ。お前がそんなタマかよ」
「じゃあ否定してご覧よ、一言、偽物だと糾弾すればいい」
覚悟を決めたようにかたる夏油傑は、愉しげに笑った。
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off
≫公式様の配布音源より
#呪術歌旋非公式
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