セオ・フィード【中編3】
台本 由季
セオ・フィード【中編3】
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🖥セオ・フィード キャラストーリ【中編3】🖥
セオ・フィード役
〔https://nana-music.com/users/7626901〕
オリヴァー「あのあと、君の家に強盗が入り、その直後に走行中の暴走車が突っ込んできたらしいんだ。家は車から漏れたガソリンで引火し、全焼した。」
セオ「……」
オリヴァー「何故、そんなことを知っているのか、って顔をしているね。」
セオ「……え」
オリヴァー「俺が仕組んだことだからだよ。君のご両親はよほど恨まれていたようだ。君に会った日、依頼が来てね。"ある人物を殺したい。知恵を貸してくれ"、と。」
セオ「……!」
オリヴァー「でも、予想外なことが起きた。まさか、息子が殺したなんて誰も思わないだろうねぇ。依頼人たちは、このままでは不完全燃焼だからと…その後は話した通りだ。大丈夫。君も俺も、実行犯たちも絶対に捕まらない。言っただろう?君は正しいことをしたんだ。」
セオ「……あんたは一体」
オリヴァー「改めて、俺はオリヴァー・ノーツ。Crime Eradication Agency(犯罪撲滅事務所)で所長をやってるんだ。表向きはね。」
セオ「……え?」
オリヴァー「俺にはある目的がある。そのためなら手段を選ばない。」
セオ「…それは?」
オリヴァー「理不尽のない自由な世界を創ること。そのためには、悪い人間は排除しなければいけない。…まぁ、俺も良い人間ではないからね。いずれはこの国に身を捧げるつもりだよ。」
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