朗読シリーズ物。②
─君の罪─
朗読シリーズ物。②
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台本 合作 だったね
僕は昔からある古い神社が大好きだった。
もう古くて誰も近寄らないけれどとても落ち着けたんだ。
だけど...
─うわあああああッ!!─
その日、一人の女の子が僕の目の前で火を放った。
僕は燃え上がる炎の中で
女の子の姿を必死に追った
瞼は火傷で爛れ、それでも楽しそうに笑っている彼女を
僕の居場所を奪った彼女が。
「憎い。許せない。絶対に」
僕の声など彼女に届くはずもなく数ヶ月経ってやっとの思いで
─見つけた─
わたしの思いなんか
知るはずもないでしょ
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