白兎の館
時計マークの部屋
一階の書庫に戻る 薄暗く埃臭い 「あそこだ…」 少し隙間が開いている奥の棚へと進む 耳を澄ますと、やはり誰かのすすり泣く声が聞こえる 「今助けるから……」 隙間から覗くと厳重な南京錠で閉ざされている扉 時計マークが薄っすらと刻まれている 「この鍵を使えってことだな」 手に持っている鍵を南京錠に差し込む 少し抵抗はあったが、南京錠は開いた 扉の向こうの部屋は、薄暗いが書庫とは違い埃臭さはなかった ベッドや椅子、机があり、他の客室とあまり変わらない 💙「ひっ!」 声のした方に目を向けると椅子に座っている少女が 泣きはらした目でこちらを見つめていた ▶︎次はどうする? テーブル https://nana-music.com/sounds/061fe100 少女 https://nana-music.com/sounds/061fe129 何も調べないで部屋を出る https://nana-music.com/sounds/061fe222 -----------------------------------------
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