【和風台本】桂の木の下で【切なめ】

【◆武士】様【◇妖】様【台本】浅漬とまと【BGM】みわたか様

和風、二人声劇、切なめ、妖と武士、悲しい 今月は和風チャレンジ中なことを思い出しました。 そして思うのは、タイトルつけるの苦手侍すぎて自分に絶望でござる。 BGMはいつもとても素敵な演奏をされるみわたか様の切ない和風演奏をお借りしました。 曲調が切なすぎて試し読みで泣いてしまった。なんてすばらしき演奏…😭 以下、設定もどきです。 ※今回、一回書き上げたあとにだいぶ文字数削っているので本文わかりづらかったらごめんなさい🙇‍♂️ ◆武士（男性） 御屋形様の腹心。幼いころから共にいた家来。兄弟みたいなもの。多分◆武士の方がちょっとだけ年上。多分下剋上の討ち入りか何かがあったのでしょう。御屋形様が討たれる間際、腹心である武士に最後の命を与えて逃がしたけれども、すでに深手の傷を負っていたパターンです。 ◇妖（女性※性別変更問題なし） 御屋形様と◆武士が稽古に疲れたりすると屋敷を抜け出して訪れていた山奥の桂の木、の妖。妖っていうか木の精が近いかもしれません。自分を愛でる人の子を愛おしく思うも、かなり山奥のためなかなか人に会うことはなく孤独だった。懐かしい人の子が這うようにやってきて思わず姿を見せてしまう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 一人称変更、口調調整などのアレンジOK🙆‍♀️ 上記設定は一応ありますがご自由な解釈でお使いください。 文字数調整下手くそ野郎なので場合によってはカットしてください🙇‍♂️ 話が変わるほどの改変や悪意ある改変はお控えいただけると幸いです。 拍手、コメントなどいただけると喜びます🤗 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※（）内の時間は目安です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー （1:30） ◇「はて、こんなところに人とは珍しい。」 ◆「む、何奴。」 ◇「嫌だ嫌だ、血の臭気が濃いのう。……死に向かうものの匂いじゃ。」 ◆「ふん、構わん。主も助けられなかった、生ける屍よ。」 ◇「ほう、人の世を捨てる気か。ならば、私と共に来るか？」 (1:02) ◆「お前、妖か……妖の温情とは片腹痛む。 ……放っておけ。ただ、懐かしき地にもう一度、と、 御屋形様の最期の命を守っているだけ。」 ◇「人とは、難儀なものよのう。お前は…この木を知っているのか。」 ◆「ああ。お前も、この木と同じ香がするな。 ……昔、御屋形様と……よく眺めたものだ。立派な、桂だと。 見ろ、妖。色づいた葉が、美しい。ああ……懐かしき、桂…、よ。」 （0：15） ◇「そうか。……桂と呼ぶか。」 ◇答える声を失った人間は、静かに微笑んでいた。 ◇「それが、私の名か。……懐かしき人の子よ。」 #浅漬台本　#声劇　#一人声劇　#声劇台本　 #和風　#一人語り　#二人声劇　#2人声劇 #妖　#武士の最期　#悲しい　#戦国時代　#1人声劇　#台本　#切ない　#御屋形様 #秋　#武士　#時代物 #拍手返します　#コラボ歓迎 #秋の和風台本祭2021 どうでもいいおまけ。 御屋形様と武士の最後のやりとりもいつか書けたらいいのになぁー。