【声劇台本】聖職者、反論す【厨二】
台本:ばね 読んだ人:
【声劇台本】聖職者、反論す【厨二】
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邪教の殉教者、狂信の徒の暴論を前に
聖職者は声を振り絞る。
それは、かの者を支えてきた信仰そのものであり
またかの者自身の願いでもある。
これ( https://nana-music.com/sounds/06186bfc )の続き的な。
ひたすら厨二なやつを作りたくて。
でもアンサーみたいなのもいるかなって。
言い回しなんかは言いやすいように変えていただいて。
はっきり言いますがラテン語の聖句はかなり適当です。
鵜呑みにしないように。
※BGMが若干短いですが、切れても気にせず続けて大丈夫です!
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あなたがどのような神を信じようと、それはあなたの自由です。
教皇猊下は、世界の全てを我らの信じる聖教に統一すべしと仰せられますが
私個人の考えは少し違います。
神とは、常にそこにあり、またどこにもいない大きな風の流れのようなもの。
そして私たちは、その風に舞う木の葉の一枚に過ぎない。
そんな一枚の葉に、風とはどのようなものであるか推し量ることも理解することも出来はしません。
それでも、どの風に舞うかを選ぶことはできる。
神は言葉で私たちを教え導くことはしない。
私たちが自分の意思で歩み、前に進んだ道筋。
その自由な意思こそが神の導きなのです。
あなたたちの道程の果てに待つものは、虚無だ。
財を奪い、家を奪い、村を奪い、街を奪い、国を奪い、命を奪い、そして最後には自由な意思すらも奪い去って闇に捨てる。
そんなものは神ではない。
そんなものが信仰であるはずがない!
Pater noster, amare libertas et cogitatio;
(パテル ノステル アマレ リベルタス エト コジタティオ)
*自由と心を愛する我らが父よ*
sed libera nos a Servus malum.
(セド リベラ ノス ア セルブス マルム)
*隷属の悪から我らを救い給え*
あなたの神は間違っている。
だからここで、私が止めてみせる。
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BGM
Domination : https://dova-s.jp/bgm/play7781.html
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