【声劇台本】わたしとミホちゃん(part1)【一人用】
台本:ひびきまん わたし(ハル):○○ BGM:誓い
【声劇台本】わたしとミホちゃん(part1)【一人用】
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海に面している一見のどかな村が舞台です。今回は小学三年生の純粋な女の子の視点で語られます。多分今まで書いた台本の中で一番ドス黒いやつになりそうです。
以前地元の福井に戻った時、越廼地区の風景を目にしたのですが、そこがあまりに魅力的に見えたんです。そこからなんか色々妄想が膨らみまくって生まれたのがこの台本です。
読みやすくするための一部セリフの変更などは構いません。ただ小学生の女の子視点で語られる話なので、極力難しい言葉は排除してください。
わたし(ハル):純粋無垢で誰にでも優しい女の子。
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わたしはミホちゃんが好きです。なぜなら、きれいでとってももの知りだからです。
学校のみんなは、なぜかミホちゃんをなかまはずれにして、のろわれるとかいってたたいたりします。わたしはミホちゃんがとてもかなしそうに見えたので、いっしょに遊ぼうよってさそいました。
ミホちゃんはわたしに、「みんなからきらわれるよ」とか言っていたけど、なんできらわれるのか分からなかったし、心からミホちゃんと友だちになりたかったので、べつにいいよって言いました。
それからわたしとミホちゃんは、家のちかくの海をみながら、たくさんおしゃべりをしたりして遊びました。ハルちゃんはわたしが知らないこともたくさん知っていて、わたしはいつもおどろいてばっかりです。ミホちゃんはからだがよわくてたくさんは遊べないけど、わたしといるときはいつも楽しそうに笑ってくれるのですごくうれしいです。
ある日、るすばんをしていたら、ミホちゃんが泣きながらわたしの家にきて、しばらくここにいさせてと言いました。ミホちゃんが言うには、家にかえったらお父さんと知らない女の人がはだかになっていて、たくさんたたかれたそうです。わたしはわけがわかりませんでした。
ミホちゃんは泣きつかれてすごくお腹がすいていたので、わたしはお母さんの作りおきのカレーをあたためて食べさせてあげました。ミホちゃんはカレーをガツガツ食べながら、ずっとわたしに「ありがとう」と言いつづけました。
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- 柚木お借りしました!