声劇【曇天の先、蒼天】

読み手: 様　BGM:おちゃさん。様　台本:春

この投稿で、気がつけば200サウンド目となりました。 これまでの間に沢山の方々と仲良くなれたことは、 自分にとって、とても嬉しいことでした。 みんなと一緒に声劇をしたり、歌を歌ったり、 すごく楽しい時間を過ごさせてもらっています。 いつも本当にありがとうございます。 仲良くしてくれる方々への日頃の感謝を込めて、 応援系の朗読台本を書きました。 「雲外に蒼天あり(うんがいにそうてんあり)」 という言葉があります。 雲の上には必ず青空が広がっている。 苦しみを乗り越えれば、明るい未来がある。 そんな意味の言葉です。 僕の一番好きな言葉です。 今回はその言葉をイメージして台本にしました。 いつも一生懸命なみんなを、 少しでも応援できたら嬉しいです。 200サウンド目を迎えましたが、 まだまだたくさん声劇・歌を楽しんでいきます！ 今後ともよろしくお願いします！！ ※伴奏者様への拍手・コメントをお願いします ※一人称の変更・語尾の変更・多少のアドリブ○ ※世界観を変える大幅な改変× ↓以下台本 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 目的地に向かって進む中、 誰もが等しく、曇天(どんてん)に迷うことがある。 向かう先は 仕事の成功や 恋愛成就(れんあいじょうじゅ)。 それから、夢の実現。 人それぞれ目的地は違っていて、 だけどみんな、同じ空を彷徨って(さまよって)いる。 それはまるで、迷子のように。 視界全体は鉛色(なまりいろ)に染まり、 自分が今どこにいるのか。 これからどちらに向かえばいいのか。 見当も付かなくて、途方に暮れてしまうかもしれない。 そんな時は一度立ち止まって、 ゆっくり周りを見渡してみてよ。 道標(みちしるべ)となる光が、 きっとどこかに輝いているから。 それはまるで太陽のように。星のように。 その光の正体は 友人であったり、 恋人であったり、 家族であったり。 貴方の周りにいる人が貴方を導いてくれるから。 そして貴方もまた、誰かの道標になっているんだよ。 そうやって互いに、互いの道標になりながら進んでいくんだ。 今はまだ終わりの見えない曇天に、 不安になるかもしれない。 でも忘れないで。 雲を越えた先には必ず、青空が広がっていることを。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ↓読んでいただいたプレイリスト https://nana-music.com/playlists/3639220 #BGM #ピアノ #オリジナル #伴奏 #即興 #コラボ歓迎 #声劇 #朗読 #台本 #おちゃさん #春の台本 #物語コンテスト