彗星列車のベルが鳴る
鬼龍紅郎
彗星列車のベルが鳴る
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さよならの台詞もなく 最後のページだ
もう列車のベルが鳴る
この夜空で輝いた星も 晴天の空では見落とすように
「幸せ」では「幸せ」だと 気づかなくなっていた
そんな他愛のない日々が この指の隙間 零れ落ちた
終点もないような 果てしない闇の向こう 彗星の列車で
もう君は帰る ゆく宛もなく
1度脈打ったらこの気持ちだって止まってくれやしないのに
言いそびれた言葉も あの夏の空の向こう側
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