ことのは逢(あい)@Android

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#ことのは声劇 #ことのは台本 風は目に見えない でも、いつもそこにある 木の葉のざわめき 泡立つ波の音（ね）に 人は 風の姿を聞く 風は目に見えない でも、雲を運び、種を運ぶ 雲の中、光を渦巻き 時に、光は、地に落ちる 風は目に見えない でも、声という形で 人の想いを運ぶ 古の昔か、遥か未来か 風は まばゆい閃光（ひかり）とともに 全てを焼き尽くす熱さを 運んできた 一度、いや、何度も？の 滅びの後 また、風は、命を運ぶ 風が波を起こす 小さな命が 運ばれ、漂い、出会う 何度目かの滅びの後 いつの時代か ここは風の世紀 いずこの星か いずこの国か 生きるは風の民 目には見えぬ 風が恵む 全てに感謝を 風を尊び敬い 風の声を神と聞き 風と共に生きる 風の民の 想いは いつも、風が聞き、風が届ける