悲愛はエスプレッソの味がした
脚本:door
悲愛はエスプレッソの味がした
- 4
- 0
- 0
#声劇台本 #声劇 #初心者 #恋愛
●「はぁっ…はぁっ……チャオ!遅れてごめんよ!!」
○「チャオ。ベッラを待たせるなんていい度胸じゃない。待ちくたびれたわ」
●「ふふっ、自分でそれを言うのかい?確かに君は美しい女性だけどね」
○「それより!今日はどんな話を聞かせてくれるの?もう!!エスプレッソも冷めちゃったわ」
●「ごめんよ。…でもその前に君に伝えておきたい事があってさ………僕、もう、ここには来れないんだ…」
○「えっ…どうして?」
●「彼女が出来たんだ…とても可愛い子だよ。一目惚れでね、笑顔がとっても素敵なんだ!!」
○「………そうなの、おめでとう!貴方と会えなくなるのは悲しいけど応援してるわ!」
●「ありがとう!実は彼女と付き合えたら一番最初に君に伝えようと思ってたんだ。…だって君は僕の一番の親友なんだから!!」
○「そっ………か………」
○嘘、少しどころじゃない。本当はもの凄く悲しい。
○でも、そんなこと言えない。だって私は……私は、貴方の親友なんだもの…。
 ̄ ̄
○飲んでいたエスプレッソがいつもより苦く感じるのはきっと気のせいね。
コメント
まだコメントがありません