22歳の反抗

傘村トータ

いつかの私へ。 なんか22歳って、ちょっとキリが悪いような数字に見えるじゃない？ でもね。学生から社会人になって初めて歳を重ねようとしてるわけなんですが、 何だか今の時期って、実はめちゃくちゃ人生の意識の節目に立たされる歳なんじゃないのかなって思ったりしてるんですよね。社会ってこんな感じなんだなって、その鱗片を見て悲しくも苦しくもあるんだけど。 そんな必死で過ごしてる毎日の中で、ふと思い出したんです、この曲の『つまらなくなったのは本か それとも私か』って1フレーズ。 あんなに好きだったあの場面がああ、よくある話だな。とか、時系列が変だ、とか。そんな仕様も無いことを考えてしまう自分がとっても憎い。あんなに多感に物事を捉えて、ストーリーに感動して涙を流せる、自分の唯一好きになれる部分はそんなところだったはずなのに、私が私じゃないみたいだなって ずっと葛藤してた。 大人になるって、なんかそういうことなのかもしれないね、なんて。 それでも私はいくつになっても 何かに抗っていたいな、なんて。 何となく勘づいた気持ちにもう少しだけ蓋をしていたい。 今のこの気持ちを忘れたくなくて、傘村トータさんっていう人生を救ってくださったボカロP様の音と言葉をお借りして、思ったままに歌わせて頂いた歌唱音源とメモを残しておきます。 何かを忘れそうになったら、 いつでも戻ってきてくださいね。 22歳の私より。 *☼*―――――*☼*――――― lyrics. ざらざらした 言葉に出来ない思いを いくつまで私は抱えられるんだろう 大人になることがふと怖くなる 音楽も映画も 昔のほうが泣いたよ あんなに好きだった本を読んで あれ こんなに単調だったかな って 思った途端 考えてしまった つまらなくなったのは 本か それとも私か 鋭さに傷ついて 鮮やかさに絶望して 未来を恨んだ あの感覚は何だったか 生きることに精一杯なのは変わらないけど 怖いんだ 私が私じゃなくなっていく まだ 戦いたいのに *☼*―――――*☼*――――― #傘村トータ #22歳の反抗 #拍手返す #拍手返します(気になる方) *☼*―――――*☼*――――― 本家様:https://youtu.be/iu3fvHRR0Sc 使用音源:https://piapro.jp/t/Zccr